コンプレックスも愚痴も話してしまい…
私は背中に大きめのあざがあり、腕には肌荒れの跡があります。さらに肉割れも気になっていたため、ドレス姿になることに少し不安がありました。
そこで試着の際、担当してくれたスタッフさんにそのことを相談。なるべく肌が目立たないドレスを一緒に選んでもらい、メイクでも自然にカバーしてもらうことになりました。
担当者はとても話しやすく、私の悩みにも嫌な顔ひとつせず対応してくれました。
「この人と会うのも撮影が終わるまでだろうし……」
そう思って気が緩んでいた私は、試着や準備の間に、いつの間にか仕事の愚痴まで話すように。職場で大変だったことや人間関係の悩みなど、今思えば「そこまで話さなくてもよかったかも」と思うようなことまで聞いてもらっていました。
それでも担当者はやさしく相づちを打ってくれ、フォトウェディングも無事に終了。私は「本当に素敵な人だったな」と感謝しながら、いつもの日常へ戻りました。
まさか今度は私が接客する側に!?
それからしばらくたったある日、販売員として働いていた私が店頭に立っていると、見覚えのある女性が入ってきました。
よく見ると、あのときの担当者です。まさか自分の職場で再会するとは思ってもおらず、一気に冷や汗が出ました。
フォトウェディングでは肌の悩みまで相談し、さらに仕事の愚痴までいろいろ聞いてもらった相手。今度は私が店員で、相手がお客様です。
「どんな顔で接客すればいいの!?」
できれば隠れたい気持ちでいっぱいでしたが、そういうわけにもいきません。動揺を悟られないよう必死に接客し、なんとかその場を乗り切りました。
相手が私に気づいていたのかどうかは、今でもわかりません。ただ、この出来事以来、お店などで接客を受けるときも、以前より言動を意識するようになりました。いつどこで再会するかわからないからこそ、相手への気づかいを忘れないようにしたいと思っています。
著者:山田花子/30代女性・家電量販店勤務。趣味はサスペンス鑑賞。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2025年5月)
※AI生成画像を使用しています
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