社交不安障害という持病がある茜さんは、医師からハイリスク妊婦であると告げられます。そして、普段飲んでいる持病の薬を少しずつ減らしていくことを提案されました。
「赤ちゃんのためにもがんばろう」
そう決意し、医師の言うとおり薬を減らし、妊娠中期には薬を飲まずに生活するように。やがて妊娠後期になると、ハイリスク妊婦であることから、総合病院で出産をすることに決まったのでした。
産後への不安を感じて…






「出産してから私だけでお世話できるかな……」
当時都内に夫と2人で暮らしていた茜さんは、妊娠中期ごろにふとそんな不安を覚えました。
夫は仕事が多忙で、いつも帰宅時間が遅く、出張などで休日出勤が発生することもあり、産後しばらくはワンオペになりそうだと思ったのです。
「実家近くに……引っ越して暮らしたらどうだろう……」
夫に相談すると快諾してくれ、胸をなで下ろした茜さん。しかし、夫の仕事が立て込んでいるため、しばらくは別居することになったのでした。
◇ ◇ ◇
産後は体の回復と育児が同時に始まる、心身ともに負担の大きい時期です。茜さんのように持病を抱えていたり、パートナーが多忙で協力して生活していくことが難しい場合は、産前から無理のない体制を整えておくことがとても大切です。
産後のサポートとしては、家族や親族の協力のほか、自治体の産後ケアサービスや、産後ヘルパーなどの活用も検討するとよいでしょう。「誰かに頼ることへの遠慮」から無理をしてしまう方も多いですが、産後は特にひとりで抱え込まず、使えるサポートを積極的に活用することが、お母さんと赤ちゃんの健康を守ることにつながります。出産前に、どのようなサポートが受けられるかを確認しておくと安心ですね。
著者:いもやまようみん
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