K市と聞いて、萌香はママの古い友人が住んでいることを思い出します。その友人の娘・エマちゃんをSNSで探し出し、ママの行方について連絡を取ることに。すると、エマちゃんのお母さん・木綿子さんから、ママが先月5日から7日まで家に泊まっていたことが明かされます。お菓子も、そのとき木綿子さんに勧められて買ったものだったようです。
しかし、ママが木綿子さんの家にいたのは2泊だけ。その後の足取りはわからないままです。木綿子さんはママへ連絡を入れ、返事を待つことに。一体ママは、どこへ行ってしまったのでしょうか……。
ママの真相が少しずつ明らかに……














先月5日の夕方、ママはK市の駅で旧友の木綿子さんと待ち合わせをしていました。2人は久しぶりの再会を喜び、木綿子さんおすすめのお店で夕飯を食べることに。木綿子さんは、ママが泊まりになってよかったと話します。するとママは、夫には内緒で泊まることにしたと打ち明けました。
ママは、初めて観に行く舞台をとても楽しみにしていました。しかしパパは、泊まりで出かけることを理解せず、日帰りで行くことや家族の夕飯を用意してから出ることを求めていたのです。「家族のために自分が我慢するのは違う」と思い直したママ。旧友の前で、これまで抑えてきた本音を少しずつ明かしていくのでした。
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家族がいるからといって、自分の楽しみや休息を後回しにし続けなければならないわけではありませんよね。もちろん、予定を共有したり、家のことを調整したりすることは大切です。けれど、それがいつの間にか「家族に迷惑をかけない範囲でしか楽しんではいけない」という空気になってしまうと、心は少しずつ苦しくなっていきます。
相手の外出や楽しみに対して、「許す」「許さない」という姿勢になっていないか。家族だからこそ、お互いの時間や気持ちを尊重することを忘れずにいたいですね。
また、連絡が取れない状況が続くなら、安全確認は行いたいところ。家出の理由を考えることと同時に、必要に応じて警察へ相談するなど、冷静に動くことも大切かもしれません。
紙屋束実