先生から在職証明書と休職証明書の提出を求められると、花は証明書の発行を義父に頼みますが、内容の偽装がバレることを恐れた義父はこれを拒否。花は必要書類の提出ができず、みおくんの退所を余儀なくされます。
あまりお昼寝もせず、夜は泣き通しの息子の世話に限界を迎えた花は、みおくんに向かって「ママに意地悪する悪いみおくんは、お外に捨てちゃうからね」——。
帰宅直後、偶然にも花の発言を耳にした夫は「母親としてどうなの?」と否定的な言葉を投げかけますが、花から涙ながらに妊娠中の育児のつらさを訴えられ、里帰り出産を提案したのです。
里帰りした妻は無事に第2子を出産、それから3年の時が経ち…










在職証明書と休職証明書の作成を拒否した義父でしたが、第2子の誕生後、自身の店に再び花を迎え入れることに——。
その結果、花は息子ふたりを週6で保育園に預け、のんびりと“ズボラ育児”を実践し続けるのでした。
働いているかどうか、子どもが何人いるかにかかわらず、育児は大変です。わが子という大切な命を育てるのですから、簡単なことなんてひとつもないのかもしれません。でも、だからこそ、息抜きが大切。子どもと同じくらい、子を育てるママやパパの健康も大事だからです。
花は夫の「里帰り」という提案により、実家のサポートを受けることができました。また、第2子出産後に再び子どもを保育園に預けられたのも、義父が花を再びお店に迎え入れたからです。しかし、花のように実家を頼れたり、身内のもとで柔軟に働ける人ばかりではありませんよね。
そうした人は、自治体や民間の育児支援制度・サービスを利用するのもひとつの方法です。子どもの年齢や保護者の就労状況により、利用できる制度やサービスは異なりますが、サポート体制は拡充されつつあり、その一例が2026年4月から全国で本格実施が始まった「こども誰でも通園制度」です。これは保育所等に通っていない0歳6カ月から満3歳未満の子どもを月一定時間預けられる制度であり、保護者の就労状況は問われません。
ルールを守りながら育児支援の制度やサービスを利用したり、周囲の人を頼ったりして、肩の力を抜くことは大切です。ただし、肩の力を抜くことや人に頼ることと、子どもの行動を放置することは別です。
今回、花の息子たちは成長するにつれ、周囲に迷惑をかけるような行動も見られるようになりました。頼れるところは頼りながらも、子どもがしてはいけないことをしたときにはきちんと向き合い、伝えていくことも大切ではないでしょうか。
神谷もちさんのマンガは、このほかにもブログで更新されています。ぜひチェックしてみてくださいね。
神谷もち