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「妻が耐えれば、わが家はうまく回るのよ」家族のために我慢し続けたママ…ふいにこぼれた本音とは #ママが家出した 16

「ママが家出した」第16話。蒲倉家はパパ、ママ・多恵子、社会人の長女・萌香、大学生の長男・律の4人家族。ママは派遣の仕事で職場が転々としており、帰宅時間もまちまちです。ある日、ママが帰ってこなくなり、連絡もつかなくなってしまいます。家事も家計もママに任せきりだった蒲倉家の生活は大混乱。そんな中、ママの旧姓で届いた荷物のお菓子を手がかりに、家族はK市に住むママの旧友・木綿子さんへたどり着きます。木綿子さんからの連絡で、ママが先月5日から7日まで家に泊まっていたことがわかり……。

ママから届いたお土産をきっかけに、K市に住むママの旧友・木綿子さんとつながった蒲倉家。木綿子さんは、ママが家を出た初日から2泊、自宅に泊まっていたことを教えてくれました。

 

しかし、ママが木綿子さんの家にいたのはわずか2泊だけ。その後の足取りはわからないままです。では、ママはなぜ家族に黙ってK市へ向かったのでしょうか。木綿子さんの回想から、ママが家を出る前に抱えていた思いが少しずつ見えてきます。

笑顔で話すママを思い出す友人。でも、その裏でママは……

ママが家出した/紙屋束実

 

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ママが家出した/紙屋束実

先月5日、ママはK市で旧友の木綿子さんと再会します。楽しみにしていた舞台を観るため、夫には内緒で泊まりにしたと打ち明けました。ママは、夫が自分の楽しみを理解せず、家族の夕飯を用意して日帰りするよう求めてきたことを話します。そして「自分が耐えればそれでうまく回る」と、これまで抱えてきた思いをこぼしました。

 

木綿子さんは「家族はもう大人なのだから、自分のことは自分でさせるべき」と励まします。ママも明るく笑いますが、木綿子さんの夫が宿泊を快く受け入れてくれたと知ると、うらやましそうに表情を曇らせたのでした。

 

その後、ママは舞台や観光を楽しみ、最終日に木綿子さん家族と別れます。けれど、ママは自宅へ帰りませんでした。「ひとりでどこへ向かったの……?」木綿子さんは不安を募らせるのでした。

 

◇ ◇ ◇

 

家族のために我慢することが続くと、いつの間にか「自分さえ耐えればいい」と思うようになってしまうかもしれません。けれど、誰かひとりの我慢で成り立つ生活は、少しずつその人の心をすり減らしてしまうものです。家族という近い存在だからこそ、相手の気持ちを大切にし、無理をさせすぎないよう配慮し合いたいですね。

 

 

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この記事の著者
著者プロファイル

マンガ家・イラストレーター紙屋束実

下手の横好きなマンガ描き。 主にブログにて男女間の離婚問題などを題材としたマンガ描いてます。

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