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彼女「妊娠したの。結婚してくれるよね?」私「え…」素直に喜べない理由が→出産後、確認した結果

私は現在30歳の会社員です。3年間交際しているA子は明るく、私の両親ともすぐに打ち解ける女性でした。わが家にも自然になじんでくれ、私も将来は結婚したいと考えていました。ところがある日、A子から突然「妊娠した」と告げられたのです。本来なら喜ぶところなのかもしれません。しかし私には、その言葉を聞いてすぐに結婚を決められない理由がありました。

 

家族にも気に入られていた彼女

私は会社員として働いており、父は会社を経営しています。家族や親戚で集まる機会も比較的多く、A子とは交際を始めてしばらくしてから、そうした集まりにも一緒に参加するようになりました。

 

A子は初対面の人ともすぐに打ち解け、両親や親戚からも好印象を持たれていました。

 

「家族や親戚を大切にしているところ、すてきだよね」

 

そんなふうに言ってくれるA子を、私もうれしく思っていました。

 

しかし、私にはA子に言い出せずにいることがありました。実はA子と交際する数年前、当時結婚を考えていた女性と、将来子どもを持つことを考え、一緒に検査を受けたことがあります。精液検査で数値に異常を指摘され、その後再検査を受けた結果、自然妊娠が難しい可能性があると医師から説明されたのです。

 

検査結果をきっかけに、当時の恋人とは子どもを持つことについて何度も話し合いました。しかし、今後の人生についての考え方に折り合いがつかず、最終的には別れることになったのです。

 

その経験があったため、私はA子にも自分の体のことを伝えなければと思いながら、なかなか切り出せずにいました。

 

突然の妊娠報告に浮かんだ疑問

そんなある日、A子から「大事な話がある」と連絡がありました。そして会って早々、思いがけないことを告げられたのです。

 

「私、妊娠したの」

 

さらにA子は、「だから、結婚してくれるよね?」と続けました。

 

私は驚き、すぐには返事ができませんでした。

 

自然妊娠が難しい可能性があると説明されていたとはいえ、妊娠の可能性がないと断定されたわけではありません。

 

それでも、私が素直に喜べなかったのには、もう1つ理由がありました。少し前、A子が私の知らない男性と親しげに歩いている姿を偶然見かけていたのです。2人は手をつないでおり、私には単なる友人同士には見えませんでした。

 

そのときA子に尋ねると、「昔からの友だちだよ」と説明されました。私はそれ以上追及しませんでしたが、心のどこかに疑問が残っていました。

 

そこで私は、自分が以前受けた検査についてA子に初めて話しました。

 

「自然妊娠は難しい可能性があると言われているんだ。それに、前に一緒にいた男性のことも気になってる。だから、すぐに結婚を決めることはできない」

 

するとA子は、「私を疑ってるの? 妊娠したのに責任を取ってくれないの?」と強く反発しました。

 

もちろん、過去の検査結果だけで子どもが私の子ではないと決めつけることはできません。だからこそ私は、曖昧なまま結婚するのではなく、まず事実を確認したいと考えました。

 

A子とは何度も話し合い、その時点では結婚せず、子どもが生まれた後に生物学的な父子関係を確認することになりました。

 

 

出産後、親子鑑定でわかった事実

それから数カ月後、A子は出産しました。その後、改めて話し合い、A子の同意を得た上で親子鑑定を受けることにしました。後日届いた鑑定結果では、私と子どもとの間に生物学的な父子関係は認められないとの結果が出ました。

 

私は、以前A子と一緒にいるところを見かけた男性について改めて尋ねました。するとA子は、以前「友だち」と説明していた男性と、私との交際中に性的な関係を持っていたことを認めたのです。

 

さらに、妊娠した可能性のある時期には、私とその男性の両方と関係があったため、「自分でも、どちらの子なのかわからなかった。でも、あなたとの子だと思いたかった」と打ち明けました。

 

私は何より、別の男性とも関係があったことを伝えられないまま、結婚を求められていたことに大きなショックを受けました。

 

それでもA子は、「私はあなたと一緒にいたい。血のつながりがなくても、一緒に育てることはできないの?」と関係を続けることを望みました。

 

私は、その言葉を聞いて気持ちが決まりました。

 

「血がつながっているかどうかだけの問題じゃない。ほかの男性との関係を隠したまま、俺に父親になってほしいと言ったことが受け入れられない」

 

A子との交際はそこで終わりました。ただ、生まれてきた子どもに非はありません。これから穏やかに成長してほしいと思っています。

 

話しづらいことほど向き合う必要がある

今回の出来事を振り返ると、A子に事実を隠されていた一方で、私自身も、以前の検査結果を伝えることを避けていました。相手を失うことが怖くて言いづらいことを先延ばしにしていた結果、大切なことをきちんと話し合えないまま関係を続けてしまったのだと感じています。

 

一方で今回の経験から、結婚や子どものように人生に大きく関わることほど、話しづらいことにも向き合う必要があるのだと感じました。

 

長く付き合い、家族とも良い関係を築いている相手でも、すべてを理解し合えているとは限りません。疑問を抱えたまま結婚を急がず、事実を確認してから自分の意思を決めたことに後悔はありません。同時に、自分自身も相手に言いづらいことを曖昧にせず伝えられる関係でありたいと考えるようになりました。

 

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結婚や子どものことは、将来を左右する大きなテーマだからこそ、相手に言いづらいこともあるでしょう。しかし、話しづらさから大切なことを伏せたままでは、後になって互いの信頼を大きく損なうこともあります。今回の出来事は、長く付き合っている相手であっても、人生に関わることほど率直に向き合うことの大切さを考えさせられるエピソードでした。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

※AI生成画像を使用しています

 

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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