まさかの年子で第3子を妊娠
長女が4歳のときに待望の第2子(次女)を出産しました。子どもは2人でいいと考えていたので、「もうこれで妊娠・出産も終わりだな~」と思っていました。
しかし、次女が1歳になる前に妊娠が判明。まさかの年子で第3子を妊娠したのです。近くに気軽に頼れる身内もおらず、夫の休日は日曜のみ。しかもそのころはエレベーターのないマンションの3階に住んでいました。
さらに次女妊娠中には、子宮頚管が短く要安静生活を強いられていた経験があったため、ヒヤヒヤしながらも、いつも通りの生活をするしかありませんでした。
妊娠8カ月でやっぱり…
妊娠7カ月ころまではなんとかもちこたえており、「今回は大丈夫かな」と思っていました。しかしやはり、妊娠8カ月になったころの妊婦健診で、「子宮頚管が短くなっています!」と忠告されました。ただ、次女を出産した産院の同じ先生が担当だったので、事情を理解してくれていました。
そのため入院はなんとか免れましたが、「おなかの張り止めの薬を飲みながら安静にしてください」とのこと。このままではマズいと思い、夫に助けを求めつつ、何か頼れるサービスがないかと探し始めました。
周囲のサポートのおかげで乗り切ることができた!
長女と同じ保育園のママ友に送迎を頼んだり、部屋の掃除は夫にお願いしたりしながら、なんとか乗り切っていました。買い物はほぼネットスーパーと宅配にし、住んでいる自治体のファミリーサポートにも登録しました。
それでも荷物と1歳児を抱えて3階の自宅まで上ったり、土曜日は子ども2人を自分だけでみていたりと、完全に安静な生活を送ることはできませんでした。しかし幸いなことに臨月まで何事もなくもちこたえ、妊娠39週で無事出産。かかった時間は2時間半、3,800gの大きくて元気な長男を出産することができました。
「安静に」と言われても、第2子以降の場合はなかなか安静にもしていられません。できるだけ周囲に状況を詳しく説明して、頼れる人にはとことん頼ること。使えるサービスはできる限り調べて使っておくこと。そうしておくことで、産後も何かと役に立ちました。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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イラスト/sawawa
監修/助産師 松田玲子
著者:岩崎未来
三児(女・女・男)の母。出版社・編集プロダクションの勤務を経たのち、第一子出産を機にフリーランスに。現在は会社役員という肩書きを持ちながらも、ライター・編集者としても活動中。