「また開いてる…?」引き出しの異変
最初は「閉め忘れたのかな?」と思っていましたが、自分では開けていないはずの引き出しにも、開けられたような形跡がありました。中に入れていたものも、なんとなく動かされているような気が……。
義父は足が悪く、2階まで上がってくることはできなかったため、思い当たるのは義母でした。義母はお金のことに細かく、私の給料や貯金額、どんな保険に入っているのかまで知りたがる人。何度も聞かれていましたが、私はいつも曖昧に答えていました。
とはいえ、引き出しを開けているという証拠はありません。20年前は見守りカメラも今ほど身近ではなかったため、ある方法を試してみることに。引き出しをきちんと閉め、開けたら紙が落ちるように隙間へ小さな紙を挟みました。
そして仕事から帰宅すると、挟んでおいた紙がいくつか床に落ちていました。「やっぱり、引き出しを開けて中を見ているのでは……」そう思った私は、それ以降、お金に関する書類など大切なものは実家に置くようにしました。
その後、義父母との同居は解消しましたが、このことを夫に話してもなかなかわかってもらえず……。義母への不信感だけでなく、夫にも理解してもらえないことが重なり、とても疲れた出来事でした。
◇ ◇ ◇
家族であっても、相手の持ち物を勝手に見たり、プライベートな空間に無断で立ち入ったりするのは避けたいところ。とくに、お金や個人情報に関わるものを勝手に見られれば、大きな不信感につながることもあります。お互いが気持ちよく暮らすためにも、相手のプライバシーを尊重することを心がけたいですね。
著者:中川せいこ/40代 女性・会社員。1児の母。その後、夫と離婚してシングルマザーに。趣味は裁縫。
イラスト:ホッター
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
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