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夫「嫁の料理は100点♡」褒める裏で「メシマズ嫁」とSNS投稿→複数女性を誘う夫。嘘を暴いた結果

私は32歳の中学校教員です。同い年の夫と結婚して、まだ1年もたっていませんでした。

夫は、私が作った料理を毎日のように褒めてくれていました。
「うん、おいしい! 今日も100点満点だね」

その言葉をうれしく思い、忙しい日でもできる限り食事を手作りしていたのですが……。

ある週末に夫の許可を得てノートパソコンを借りたところ、画面には見覚えのないSNSアカウントが……。そこに表示されていたのは、『嫁がメシマズ』というプロフィール名。

 

嫌な予感を覚えながら投稿を確認すると、そこには信じられない内容が並んでいたのです。

 

夫の裏アカウントに並んでいた私への悪口

そのアカウントの投稿をさかのぼってみると、書かれていた日付と献立が、私が作った夕食と一致していました。

 

「今日の麻婆豆腐は見た目35点、味5点。総合20点」

 

そのほかにも、「嫁は掃除が雑」「洗濯物の畳み方も下手」など、私の家事に対する不満がいくつも投稿されていたのです。ところが、どれも事実とは異なる内容ばかりでした。

 

私は仕事をしながら家事の大半を担っていましたし、夫が料理や掃除について不満を口にしたこともありませんでした。それどころか、毎日のように笑顔で褒めてくれていたのです。

 

さらに、夫はそのアカウントを使って若い女性たちにメッセージを送っていました。妻から冷遇されているかわいそうな夫を装い、複数の女性と会う約束まで取りつけていたのです。

 

私は頭に血がのぼりそうになりましたが、その場で夫を問い詰めることはしませんでした。あとで「そんなことは書いていない」と否定されないよう、投稿やメッセージの内容と日時がわかる画面をスマホで撮影しておくことにしたのです。

 

その夜、私は普段どおり夫と食卓を囲みました。そして、何気ない口調を装って尋ねました。

 

「ねえ、SNSの裏アカウントってどう思う?」

 

夫は一瞬だけ動きを止めましたが、すぐに笑顔を浮かべました。

 

「そんなの作るやつの気が知れないね。それより、今日のカレーも本当においしいなぁ」

 

あからさまに話題をそらした夫。そして、その日を境に例のアカウントの更新はパタッと止まりました。その一連の出来事から、やはりあのアカウントは夫のものだと確信したのです。

 

 

待ち合わせ場所で目にした夫の本性

後日、記録しておいたメッセージの内容を改めて見返していたときに、1人の女性との待ち合わせ日時と場所が書かれていることに気づいた私。約束の日はその週末に迫っていました。

 

約束の日、私は帽子とマスクで顔を隠し、夫に気づかれないよう待ち合わせ場所の近くで様子をうかがうことにしました。会話が聞こえるくらいの距離で身を潜めながら待っていると、約束の10分ほど前に夫が現れ、何度もスマホを見ながら落ち着かない様子で周囲を見回し始めたのです。

 

やがて、メッセージに書かれていた目印と同じトートバッグを持った若い女性がやって来ました。

 

夫は満面の笑みで、その女性に声をかけました。

 

「はじめまして。先に連絡先を交換しない? 妻に裏アカウントを怪しまれているから、こっちで話したくて」

 

ところが、女性は夫の顔とスマホの画面を見比べ、戸惑った表情を浮かべました。

 

「プロフィールの写真と、ずいぶん雰囲気が違いますよね。申し訳ありませんが、失礼します」

 

女性はそれだけ言うと、その場を立ち去りました。

 

私は夫に気づかれないよう、そのまま近くで様子を見ていました。すると、1人になった夫が、こんなことをつぶやいたのです。

 

「写真を加工しすぎたかな。次は若いころの写真に変えよう」

 

その言葉を聞き、夫が反省するどころか、今後も同じことを続けるつもりなのだと感じました。妻の悪口を利用して同情を誘い、自分を実物以上によく見せながら、女性との出会いを繰り返そうとしていたのでしょう。

 

私はその後、夫に気づかれないよう慎重に行動し、必要な記録を整理しました。ただし、今回確認できたSNSのやりとりだけでは、肉体関係があったとまでは判断できませんでした。そのため、離婚については感情だけで進めず、専門家にも相談しながら準備を整えました。

 

 

夫に別れを告げた結婚記念日

そして、その年の結婚記念日――。

 

結婚記念日を祝う食事会としてではなく、私は事前に「私たち夫婦の今後について大切な話がある」と伝え、夫と双方の両親を呼び出しました。

 

全員がそろったところで、私は保存していた画像を見せながら、夫の裏アカウントに書かれていた内容と、女性たちとのやりとりについて説明しました。

 

赤くなったり青くなったりしながら、「違うんだ。あれは本気じゃない。ただのネタだったんだよ」と言い訳し始めた夫。

 

すると義母が、厳しい表情で夫にこう尋ねたのです。

 

「妻の悪口を書いて女性の気を引くことの、どこが冗談なの?」

 

夫は黙り込みました。

 

私は、これまで我慢していた思いを夫に伝えました。

 

「私の前では料理を100点だと褒めながら、裏では嘘を並べて私を笑いものにしていたのね」

「その上、私に隠れて何人もの女性と会おうとしていた。もうあなたを信用できない。その採点は今日で終わりにして。離婚してください」

 

夫は「出来心だった」「実際には何もしていない」と繰り返しました。しかし、私が問題にしていたのは、肉体関係の有無ではありません。夫が私をおとしめる嘘を発信し、それを利用して女性たちに近づいていたこと、そして発覚後も平然と嘘をついたことが許せなかったのです。

 

双方の両親を交えた長い話し合いの末、ようやく夫も離婚に同意。ただし、その場で離婚届を提出したわけではありません。財産分与や住居、今後の連絡方法などを取り決めて離婚協議書にまとめ、必要な手続きを終えてから離婚届を提出しました。

 

夫には問題のアカウントを削除してもらいましたが、私はそれ以前に必要な記録を保存していました。投稿を消したからといって、夫がしてきたことまでなかったことにはなりません。

 

離婚成立後、私は新しい住まいで1人暮らしを始めました。夫の言葉を疑わず、料理を褒められるたびに喜んでいた自分を思い出すと、今でも胸がちくりと痛みます。それでも、表向きだけのやさしさにすがりながら結婚生活を続けるより、真実を知った上で別々の道を選んでよかったと思っています。

 

◇ ◇ ◇

 

SNSでは気軽に発信できるからこそ、たとえ匿名のアカウントであっても、身近な人について事実と異なる内容を書いたり、それを自分の都合のために利用したりすることは、相手との信頼を大きく損なうことにつながります。

 

夫婦の間で築いてきた信頼も、相手の知らないところで嘘を重ねてしまえば、簡単に揺らいでしまうもの。相手を裏切るような言動をせず、誠実に向き合うことが大切なのではないでしょうか。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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