記事サムネイル画像

義母「うちにはないけど?」夫が家計で贈った食洗機→焦った夫「母さんに言ったのか!?」隠された配送先とは?

「親孝行だから」と言って、さまざまなものを義両親へプレゼントしている夫。最初のうちは私も何も言わずに見守っていたのですが、だんだんと贈り物の金額が大きくなっていることに疑問を抱いていました。

しかも、夫は私の親へのプレゼントは許してくれないのです……。

少し前に食洗機をプレゼントしたばかりなのに、今度は冷蔵庫を義両親に贈ったと誇らしげに言う夫。その費用はすべて家計から出ていました。

 

私の両親にも親孝行をしたいと言うと「お前はうちの嫁になったんだから、自分の親よりも俺の親を優先しろ!」と、夫は相手にしてくれません。もしプレゼントを買いたいのなら、私の両親へのプレゼントは私の稼ぎから出せと言うのです。

 

共働きで、私も同じように家計を支えているのに、なぜ私の親だけが後回しなのか——納得できずにいたある日、義母から連絡がありました。どうやらプレゼントの冷蔵庫が届いたようです。

 

義母のお礼の連絡で生まれた疑惑

『冷蔵庫が届いたわ!本当に助かるわ。ありがとう』と義母。夫に思うところはありますが、義母が喜んでくれるのは素直にうれしく思っていました。

 

『お役に立ててよかったです。ところで、先日夫がお送りした食洗機の調子はどうですか?』と私が尋ねると、義母は思いがけないことを言いました。

 

『食洗機?うちには届いてないけど……?』
『お父さんと2人分の食器しか出ないし、自分で洗ったほうが早い気がするから、もともと欲しいと思ったこともないのよ』

 

私は咄嗟に『もしかしたら、私の勘違いかもしれません』と取り繕ったものの、たしかに先日、夫が食洗機をプレゼントしたはず……。

 

『もしかしたら、息子がそちらのご両親にプレゼントしたんじゃない? うちにばかりプレゼントをくれるから、申し訳ないと思ってたのよ』と言う義母に、『いえ、実家はリフォームしたときに食洗機付きのキッチンにしたので……』と返した私。

 

『いいわね、わが家も古くなってきたからリフォームしたいくらいよ! あ、でもね、うちは今のままで十分だから、あなたたち夫婦は自分たちの暮らしを優先してちょうだいね』という義母の言葉を聞きながら、夫への不信感は膨らむばかりでした。

 

食洗機の謎

5分後――。私は夫に食洗機のことを聞くため、電話しました。

 

「お義母さんから冷蔵庫のお礼の連絡が来たんだけど、食洗機は届いていないって! どういうこと?」と尋ねると、夫は焦ったように「え、それ母さんに言ったのか!?」と言いました。

 

そのまま「食洗機は配送会社の手違いでごたごたしててまだ到着してないんだよ!」「到着するまで黙ってて、サプライズで贈りたかったのに……お前のせいで台無しだ!」と私をなじった夫。しかし、すぐに気を取り直し、夫は「まぁいいや、今度、車をプレゼントする予定だから」と言ったのです。

 

「良い車を買うつもりだから、駐車場に屋根も設置したいしな」「親孝行なんだから、支払いは当然お前と俺で分担だからな」と夫。たしかにうちは共働きですが、義実家に車を買ってあげられるような余裕はないというのに……。

 

その後、義母にも確認しましたが、「まだ届いていない」とのこと。それを夫に伝えると、不機嫌そうに「まだ配送待ちだ」の一点張りでした。

 

 

嘘つき男が支払う代償

1カ月後――。

 

「実家にプレゼントする車な、仕事終わりにディーラーに行って買ってきた! とりあえず俺だけでローンを組んだよ。毎月、お前の給料から7万円を俺に渡してくれればいいから。あ、途中で払わなくなったら困るし、帰ったら誓約書も用意するから、サインしてくれよな」

と、相変わらず夫は自分勝手なことを言います。

 

勝手にローンまで組んできたと聞いて、迷いが消えました。私は「サインならもうしたわ。離婚届にね」と言いました。すると、「り、離婚届……?」とあっけにとられたような夫。

 

「私が聞いていないところでどんどん話が進んで、お金だけとられて、もうたくさんよ」「離婚を考えた段階で、お義母さんたちには相談してあるの」「そのローンは私が組んだものじゃないし、誓約書にサインするつもりもないから」と私。

 

夫は「お、俺たちの親孝行だろ!」「母さんも母さんだ!今までにいくら貢いでやったと思ってるんだ!」と怒りをあらわにします。

 

そこで私は核心に触れました。「それと同じくらい浮気相手にも貢いでるわよね?」

 

食洗機のことがどうしても引っかかった私。支払いは終わっているのに、1カ月以上も配送が遅れていることに疑問を抱きました。それに、そもそも義母は食洗機なんて望んでいませんでしたし……。

 

 

私は、これまで夫が義両親に贈ったと話していたものをリスト化し、義両親に確認してもらいました。すると、半分以上は義両親が受け取った覚えのないものだったのです。

 

夫が利用していた通販サイトの購入履歴などを確認すると、義実家とは別の住所へ何度も商品を送っていたことがわかりました。不審に思って調べていくうちに、その送り先が夫の浮気相手だと判明したのです。

 

「浮気の証拠ももうつかんでるから、慰謝料に関しては弁護士さんから連絡するわね」「それから、私が負担したお金が浮気相手に使われていた分についても、弁護士さんと一緒に話をさせてもらうから」と言うと、「待ってくれよ!車のローンも組んじゃったんだぞ!月10万のローン!」と慌て出した夫。

 

その車のローンについても、あきれてしまう話……。私のほうが収入が多いとはいえ、自分の負担は月3万で、私に月7万を払わせるつもりだというのですから。

 

「クレカの支払いだってあるし、そもそもここの家賃だって俺1人で払えるわけないだろ!」「そうだ、これからはお前の親にも親孝行してやる!だから離婚は考え直してくれ!」とすがってきた夫。

 

「どうせ私の稼ぎが目的でしょ?」「これからは身の丈に合った親孝行をしなさいよ」「もっとも、半分以上は浮気相手に消えていたみたいだけど……」と言って、私は電話を切り、荷物をまとめて家を出ました。

 

その後――。

 

 

夫は最後まで渋っていましたが、弁護士と義両親が間に入ってくれたおかげで話し合いがまとまり、離婚が成立しました。慰謝料も、元夫と浮気相手の双方と交渉のうえ、納得のいく金額で決着しました。

 

元義両親は元夫と縁を切る覚悟だと話していました。元義母は「私の目の黒いうちは、二度とこの家の敷居をまたがせない」と言っていたそうです。

 

まとまったお金が入ったこともあり、私は新居の家電を充実させることに。効率良く家事が終わるようになったので、資格の勉強や読書などもはかどるようになりました。これからは自分のためにお金も時間も使っていこうと思っています。

 

♢ ♢ ♢ ♢ ♢ 

 

親を大切にする気持ちや親孝行そのものは素敵なことです。しかし、夫婦で築いた家計から高額な支出をするのであれば、一方だけで決めるのではなく、事前に話し合うことが大切でしょう。

 

まして今回の夫は、「親孝行」を口実にしながら、妻に嘘をついて浮気相手への贈り物に家計のお金を使っていました。どんな理由があっても、パートナーを欺き、お金の使い道まで偽ることは、夫婦の信頼を大きく損なう行為です。

 

夫婦だからこそ、お互いが納得できるお金の使い方を話し合うことが大切です。そして、どんなときもパートナーに対して誠実でいることを忘れたくないですね。

 

【取材時期:2026年7月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
\ この記事にいいね!しよう /
シェアする

  • コメントがありません

この記事の著者
著者プロファイル

ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

読者からの体験談をお届けします。

同じ著者の連載

新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!

気になる記事をまとめ読み

人気連載

新着連載

連載完結

もっと見る

注目記事を探す

人気記事ランキング

アクセスランキング
コメントランキング

お得な無料キャンペーン

エンタメの新着記事

PICKUP