学校から帰った娘の手に立派な大根
その日、私は娘の帰宅時間に合わせて、自宅で家事をしていました。すると玄関から、「ママ~、持って帰ったよ! ほら!」という娘の大きな声が聞こえてきました。
「何を持って帰ってきたのだろう」と思い、玄関へ向かうと、娘は土がたくさんついた大根を1本握っていました。娘はそれを誇らしげな顔で私に差し出してきたのです。
「えっ、それ、どうしたの?」
とても立派な大根でしたが、なぜ学校帰りの娘がそれを持っているのか、私には見当もつきませんでした。すると娘は、「そこの畑から1本引っこ抜いたよ~」と何でもないことのように答えました。
思いがけない言葉に、私は思わず目を丸くしました。そして、娘のあまりにも無邪気な様子に、思わず笑ってしまったのです。
私を喜ばせたかった娘の気持ち
娘は、立派な大根を持ち帰れば、私が喜ぶと思ったのでしょう。その純粋な気持ちが伝わってきて、胸が熱くなりました。
しかし、人の畑から勝手に野菜を抜いてはいけません。私は娘にそのことを説明し、2人で謝罪に向かいました。
当時は、娘の思いがけない行動に冷や汗をかいたものです。それでも、私を喜ばせようとしてくれた娘の真っすぐな気持ちは、娘が大人になった今だからこそ、よりいとおしく思い出されます。
まとめ
今でも親子であの日の出来事を笑い話として語り合っています。「子は親を見て育つ」という言葉を思い出し、社会のルールやマナーを大切にする姿を日ごろから見せていきたいと、改めて思いました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:福山栄子/50代女性・パート
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
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