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人のまねをしてお焼香を済ませた私。「誰ひとり正しくできていませんでした」お坊さんの言葉に凍りつく

故人とのお別れの場となる葬儀で思わぬ失敗。しかも、それを厳しく指摘されてしまったら……? どうすればよかったのか、後悔が残ってしまった3人の葬儀の残念エピソードを紹介します。

 

お坊さんからの厳しい言葉

冠婚葬祭のハプニング イメージカット

 

葬儀に参列したときのことです。お焼香の作法がよくわからなかった私は、前の人の動きをそのまま、まねしました。

 

それまでお焼香の作法をきちんと教わる機会はほとんどなく、知識も曖昧なまま葬儀に参列していました。周囲を見ても、堂々とした様子の人は少なく、みんなが前の人の所作を静かにまねているようでした。私も流れを乱さないように、ただ同じ動きを繰り返しました。

 

すべてが終わった後、お坊さんが「誰ひとり正しいお焼香ができませんでしたね」と口にしました。どうやら、最初の人の作法がその場の宗派やしきたりとは違っていて、それを後の人たちが次々とまねした結果、多くの参列者が同じような作法になってしまったようでした。

 

誰も間違えたつもりがなかった分、その事実が静かに突きつけられた気がしました。その空間に、なんとも言えない緊張が漂ったのを覚えています。

 

◇◇◇◇◇

 

正しい作法を知ることは大切ですが、その場で精一杯、故人を思って手を合わせた気持ちを受け取ってもらえなかったように感じ、少し残念でした。これからは正しい作法を知った上で、気持ちを込めて手を合わせられるようにしたいと思います。

 

著者:朱雀真珠/50代女性・無職

イラスト:ふるみ

 

地域で異なるしきたりに戸惑った新妻の涙

冠婚葬祭のハプニング イメージカット

 

結婚して2カ月ほどたったころ、夫の祖父が亡くなり、お通夜と葬儀に参列することになりました。私はそれまで自分で香典を用意した経験がなく、喪服や香典の準備もインターネットで調べたり、実母に聞きながら手探りで進めていました。

 

義実家は遠方にあり、地域ごとに風習が異なる可能性もあると思い、念のため準備した内容を夫に確認してから、現地へ向かいました。

 

ところが、仏前に香典を供えた際、義父に「これは書き方も香典袋も違う」と厳しく指摘され、見本の写真を見せられました。あまりに突然のことで、戸惑いや恥ずかしさが込み上げてきました。

 

結婚したばかりで迎えた冠婚葬祭の場面で、いきなりの指摘に心が折れそうになりました。後になって、自分の地元のしきたりにすら自信がなかったことに気付き、だからこそ夫や実母だけでなく、義母にも事前に相談しておけばよかったと強く思いました。

 

◇◇◇◇◇

 

冠婚葬祭のマナーについて一般的な情報をインターネットで調べても、実際にはその土地や家ごとに守られてきた細やかな決まりがあるのだと気付きました。だからこそ、形式にとらわれすぎず、相手の立場に立って事前に確認する姿勢を大切にしていきたいと感じました。

 

著者:田中まみ/30代女性・会社員

 

 

母の葬儀当日、準備をしない叔父に怒鳴ったワケ

冠婚葬祭のハプニング イメージカット

 

母が亡くなった知らせを受け、私は地元の東北地方へ帰省することになりました。葬儀に参列するために、片道7時間かけて移動しました。

 

ようやく地元に到着したのは、式が始まる1時間前。そこからさらに会場までは車で30分。できるだけ早く着いて、少しでも長く母に会いたいと願っていました。

 

ところが、実家では祖父母や叔父がまだ喪服にも着替えておらず、叔父も急ぐ様子がありません。祖父は「間に合わなかったら仕方ない」と、あっけらかんとした様子で言いました。

 

高齢の祖父母は体力的にも厳しいのだろうと理解できましたが、急ぐ様子のない叔父の態度には戸惑いが大きく、思わず「早く準備しないと間に合わないよ。しっかりして。お母さん、最後なんだよ」と、声を荒らげてしまいました。

 

気が張っていた反動だったのか、私は心身ともに疲れ果てていました。

 

祖父母にとっては、まさか自分たちより先に娘を見送ることになるとは想像していなかったと思います。きっと胸の内は計り知れない悲しみでいっぱいだったはずです。

 

それでも、終始軽い様子に見える叔父を見て、私は「自分はこうはなりたくない」と強く感じました。

 

◇◇◇◇◇

 

この出来事以来、親戚ではあるものの、叔父とは距離を置きたいというのが正直な気持ちです。

 

著者:東山渚/20代女性・主婦

 

まとめ

葬儀のマナーは地方や宗派によって細かな違いがあり、迷う場面も少なくありません。今回のエピソードからは、形式だけではなく、その場にいる人への思いやりや配慮も、記憶に残るものなのだと感じます。悲しみや戸惑いが重なる場だからこそ、言葉や態度の重みについて考えさせられますね。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※一部、AI生成画像を使用しています

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

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