車に常備しておきたい!「脱出」と「衛生」を守る防災グッズ
車の防災用品として、まず用意しておきたいのが脱出用ハンマーです。地震や水害などで車内に閉じ込められてしまった場合、ドアが開かなくなる可能性もあります。そんなとき、窓ガラスを割って脱出するために使えるのが脱出用ハンマー。

普段使うことはほとんどないアイテムだからこそ、「いざというときにどこにあるかわからない」では意味がありません。運転席から手が届く場所など、すぐ取り出せるところに備えておくことが大切です。

そして、車に積んでおくと意外と便利なのが圧縮タオルと圧縮軍手。
圧縮タオルは、水で戻すとタオルとして使えるコンパクトなアイテムです。車内で飲み物をこぼしたときなど普段使いできるだけでなく、災害時には汚れを拭いたり、濡らして体を拭いたりすることもできます。
圧縮軍手も、かさばらずに収納できるのが魅力。災害時に落下物を片付けたり、壊れたものを触ったりするときなど、手を保護するために役立ちます。

さらに、忘れたくないのが携帯トイレ。
災害時には、渋滞や道路の通行止めなどで車が長時間動けなくなる可能性があります。トイレに行きたくても、すぐに施設へ移動できるとは限りません。
携帯トイレならそれほど場所を取らないので、車の収納スペースにいくつか入れておくと安心です。
防災だけじゃない!普段のお出かけにも使えるものを車に
車に備える防災用品は、「災害専用」にする必要はありません。わが家では、普段のお出かけでも使うものを多めに車に積んでおくことで、結果的に防災備蓄にもなるようにしています。
特に便利なのがおむつとお尻拭き。わが家には小さな子どもがいるため、おむつは外出時の必需品です。予定より帰宅が遅くなったときのために、車にも少しストックしています。

お尻拭きは、子どもが小さいうちはもちろん、体を拭くためのウェットタオル代わりにも使えます。災害時にお風呂に入れない状況になったときにも役立つので、子どもが成長しても車に置いておきたいアイテムです。
除菌ウェットティッシュも、普段から何かと使うもの。食事の前後に手を拭いたり、車内を掃除したりできるので、車に常備していても無駄になりません。

そして、意外と忘れがちなのが小銭です。災害時には停電などによってキャッシュレス決済やATMが使えなくなる可能性があります。
普段はスマートフォンやカードで支払うことが多くても、現金が必要になる場面に備えて、小銭や少額紙幣を少し用意しています。
ただし、車内に現金を置いておく場合は、防犯面にも配慮して、外から見えない場所に保管するようにしています。
また、クーラーバッグも車に積んでおくと便利。普段は買い物をした食品を持ち帰るために使っていますが、停電などで冷蔵庫が使えなくなった場合には、食品や飲み物を一時的に保冷するためにも活用できます。

レジャーシートも、普段は公園やピクニックで使うアイテムですが、災害時には地面に座るときや荷物を置くときなどに役立ちます。
こうした「普段使いできるもの」を車に備えておくと、防災のためだけに新しいものを買いそろえる必要がなく、無理なく備えを続けられます。
冬の車にはブランケット!寒さへの備えも忘れずに
寒い季節には、車の防災用品にブランケットを追加しています。
冬に災害が起こり、道路が渋滞したり通行止めになったりすると、車内で長時間待機することになる可能性があります。
エンジンをかけ続けられるとは限らないため、車内の暖房だけに頼るのは避けたいところ。そんなとき、ブランケットが1枚あるだけでも寒さをしのぐ助けになります。

特に冬の遠出や雪の降る地域へ出かけるときは、普段より余裕を持って防寒用品を準備しておきたいものです。
季節によって車の防災用品を入れ替える「衣替え」を習慣にしておくと、必要なものを無理なく管理できます。
「車だから大丈夫」と思わない!車にも防災の備えを
災害は、自宅にいるときだけ起こるものではありません。むしろ、いつどこで被災するかわからないからこそ、移動手段である車にも最低限の備えをしておくと安心です。
わが家では、季節や子どもの成長に合わせて車の中身も定期的に見直しています。
まずは今の車に「災害時に使えるものが何か」を確認するところから。いつものお出かけを少し安心に変える感覚で、車の防災備蓄を始めてみてはいかがでしょうか。