

母とは恋バナをする関係
特に母と仲が良かった私。2人で出かけることも多く、ランチに行ったり、買い物を楽しんだりと、休日はよく一緒に過ごしていました。
また、幼いころから何でも母に話していた私は、大人になってからは母に恋愛の相談をすることも。
当時、私にはお付き合いしている男性がいました。しかし、交際期間が長くなるにつれ、お互いの存在を大切にできなくなってきたと感じるように。
加えて、ほかに「良いな」と思う男性との出会いもあり、私は悩みに悩んでいました。
母に何でも話すように
そんな私の悩みを聞いた母は、「今の彼は素敵な人だと思うよ。あなたが気になっている人には会ったことがないから、何とも言えないかな」と、第三者の立場から率直な気持ちを伝えてくれました。
娘である私の話をすべて肯定するわけではなく、かといって自分の意見を押し付けることもない母。そんな母の存在は、私にとって心地良いものでした。気づくと私は、恋愛の悩みを母に日常的に話すようになっていたのです。
男性がお見舞いに来て…!?
そんなある日、私は自宅の階段から転落し、脚をけがしてしまいました。最初は「すぐに良くなるだろう」と思っていたものの、想像以上にけががひどく、2週間ほど入院することに。着替えを用意したり、洗濯をしてくれたりと、入院中は母が身の回りのことをサポートしてくれました。
そんなとき、私が気になっていた男性がお見舞いに来てくれたのです。その場にいた母にも男性を紹介しました。母と男性はぎこちないあいさつを交わし、その後、男性は私と少し話をして帰っていきました。
すると男性が帰ったあと、母は珍しくはっきりと、「今の人はダメ。交際するのは反対!」と言い切ったのです。
理由を尋ねると、母は「ろくにあいさつもせず、脚を組んで座りっぱなし。信じられない」と怒り心頭! そして、「絶対に今の彼氏くんのほうがいいよ」と言ったのです。
その言葉を聞いた瞬間、私は不思議なことにそれまで迷っていた気持ちがなくなりました。
その後、ずっと付き合っていた彼と数年後に結婚し、子どもにも恵まれました。現在は家族4人で穏やかな日々を過ごしています。
母の言葉は偉大だな、と感じた出来事です。母のひと言が、改めて夫の良さに気づき、自分の気持ちと向き合うきっかけになったのでした。
著者:都うめこ/30代女性・2017年生まれの男の子、2019年生まれの女の子を育てるママ。転勤族の夫に帯同しながら、ライターとして公園レポートや子育てのエピソードを執筆している。
作画:おはな
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年7月)
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