本社で経験を積んだあと、地元に戻ってくる予定で単身赴任を始めた夫。しかし、気づけばもう2年が経っていました。最近では連絡を取り合う頻度も少なくなり……。このまま本社勤務が続くようなら、私が夫のもとへ行くことも考えようかなと思っています。
夫に内緒でマンションへ行くと…
もうすぐ、私たちの結婚記念日です。去年は別々に過ごしましたが、今年は夫と相談し、一緒にお祝いすることになっていました。有休を取って帰ってきてくれると言うので、私もその日を心待ちにしていたのです。ところが結局、仕事の都合で帰れなくなったと連絡がありました。
「長い間、単身赴任で本当にごめんな」
「こんなんじゃ離婚されてもおかしくないよな」
結婚記念日当日、夫からそんなメッセージが届きました。
「もうしているからご心配なく」
私はそう返信しました。実際には、離婚届はまだ提出していません。ですが、夫が離婚を望んでいることは、すでに知っていたのです。
実は私、夫を驚かせようと結婚記念日のサプライズを計画していました。夫からは「仕事でそっちには行けない」と連絡を受けていたものの、私は内緒で夫のマンションへ向かうことにしたのです。
ところが、そこで驚かされたのは私のほうでした。部屋で見つけたのは、記入済みの離婚届。さらにテーブルの上には、熱烈なプロポーズの言葉がつづられた手紙と、指輪まで置かれていたのです。
離婚届も指輪も「小道具」だった!?
私は、テーブルの上に置かれていた離婚届や指輪の写真を撮り、夫のマンションをあとにしました。そして、先ほどのLINEにその写真を送りつけると……。
夫は「君と別れるつもりはなかった」と言い、離婚届も指輪も、不倫相手を落ち着かせるために用意しただけのものだと説明してきました。なかなか離婚しない夫にしびれを切らした不倫相手が、ついには会社にまで押しかけてくるようになり、その場を収めるためだったというのです。
夫は、彼女とはこちらに来てから出会ったと言いました。しかし、私が読んだ手紙には「3年前から」と書かれていて……。つまり、夫の不倫は単身赴任が始まる前、まだ私と一緒に暮らしていたころから続いていたのです。そして、夫にとって転勤は、不倫相手との関係を続けるうえで都合のいいものだったのでしょう。
さらに後日、夫の会社の人から、転勤は夫自身が希望して実現したものだと聞きました。夫は「スキルアップして出世したかったからだ」と弁解しましたが、不倫相手に会いたいという気持ちもあったのではないかと思っています。
離婚成立後、元夫を待っていた結末
夫からは何度も考え直してほしいと迫られましたが、もう彼の言葉を信じることはできませんでした。その後、お互いの両親を交えて話し合い、離婚が成立。私は引っ越し、新しい生活を始めました。
一方、裏切りの代償を背負った元夫の周囲は、かなり騒がしくなっているようで……。というのも、夫に別れを告げられた不倫相手が会社に電話をかけ、不倫関係を暴露したそうです。
そのほかにもいろいろあったのか、元夫は希望していた出世コースから外れることになったとのこと。これらは、元夫と同じ会社に勤める知人から聞いた話です。私は元夫に慰謝料を請求しましたが、どうやら不倫相手も元夫に慰謝料を請求しているのだとか。何かと大変な状況になっているようです。
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不倫という裏切りは、パートナーや家族を深く傷つけるだけでなく、家庭や仕事、自分自身の立場まで失うことにつながる場合があります。今回、元夫が直面した状況も、自らの行動が招いた結果と言えるのかもしれません。自分の言動が周囲にどのような影響を与えるのか、立ち止まって考えたいですね。
【取材時期:2026年9月】
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
※一部にAI生成画像を使用しています。