人生初のお通夜、母から教わったこと
幼稚園に新卒で勤め始めた1年目のことです。親切にしてくださっていた上司のお父さまが亡くなり、人生で初めてお通夜に参列することになりました。
初めてのことだったため、事前に母から焼香のマナーなどを教えてもらいました。また、香典は職員一同でまとめて包むことになっており、1人当たりの金額は個人で包む場合より少なかったため、「香典返しはもらってこないほうがいいよ」と言われていました。
静かなお通夜で突然鳴った着信音
緊張しながら迎えたお通夜。当日は、普段から職場で威勢のいい先輩が携帯電話の電源を切り忘れていたようで、突然、大きな着信音が鳴り響きました。
しかも曲は「大きな古時計」。静かな場だったこともあり、周囲がざわついたのを覚えています。
さらに帰る際、その先輩から「香典返し、みんな持って帰ろう」と言われました。母から言われたことが頭をよぎったものの、周りの職員も次々と受け取っていたため、私もその流れで持ち帰ることにしました。
数日後、上司から思わぬお叱りが
ところが数日後、上司から「あの金額で香典返しを持ち帰るなんて失礼だ」とお叱りを受けました。
母から事前に言われていたにもかかわらず、その場では先輩や周囲の職員に合わせて香典返しを受け取ってしまった私。人生で初めてのお通夜で、忘れられない出来事となりました。
まとめ
社会人1年目だった私は、周囲と同じ行動をしていれば大丈夫だと思っていたのかもしれません。この経験から、冠婚葬祭ではマナーや知識を身につけるだけでなく、その意味を理解し、自分で考えて行動することが大切なのだと学びました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:田中直音子/40代女性・会社員
イラスト:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
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