夫の上司は、妻の家事すべてに点数をつけ、手を抜けないようにしているのだと話したそうです。それを聞いた夫は上司に賛同し、わが家にもそのルールを取り入れることにしたようです。
家事を手伝わず採点する夫「0点なら離婚」
たとえ遊びのつもりでも、私にとっては不愉快でしかありません。こちらは共働きで忙しいなか、家事も懸命にこなしているのに……。少しくらい、その頑張りを認めてもらいたいものです。
採点が始まってから数カ月たっても、夫は相変わらず私の家事に点数をつけてきます。そんなことをする暇があるなら、少しでも家事を手伝ってほしいのですが……。
毎日のお弁当だって、私の厚意で作っているもの。それなのに夫は、SNSに載っているような見栄えのいいお弁当を要求してきました。家事にかけられる時間は限られているため、そのなかでやりくりしながら頑張っているのですが、夫は「努力が足りない」「手抜きだ」と文句を言ってきて……。そろそろ堪忍袋の緒が切れそうです。
夫は「採点は本気でやっている」と言いますが、その日の機嫌次第ですぐに点数を下げます。そんなものは客観的な評価とは言えず、もう付き合っていられません。さらに夫は、「0点を取ったら離婚する」とまで宣言。これ以上、夫の勝手な採点に振り回されたくないと思った私は、ついに覚悟を決めました。
離婚宣言を逆手に!妻が始めた0点獲得作戦
翌日から私は0点獲得を目指すべく、わざと手を抜いて家事をすることにしました。ワイシャツはアイロンをかけずにクローゼットへ。夫が休みの日には、お風呂やトイレの掃除をわざと頼みました。――もちろん拒否されましたが。
私はなんだか楽しくなってきて、休みの日の昼食をゆで野菜だけにしてみたり、外食をすすめたり。それでも夫はなかなか0点をつけず……。しかし、私もここでやめるわけにはいきません。そのまま0点獲得を目指していると、夫は次第にイライラし始めたようでした。
「お前、今日の料理2点だぞ?」
「0点で離婚だけど危機感はないわけ?」
離婚になったら困るのは私だと夫は思っているようですが、さて、実際はどちらでしょう。
「明日は0点取るつもりだから楽しみにしていて!」
ついに0点!離婚を喜ぶ妻に夫が絶句
帰宅した夫から連絡がきたとき、私は友人との食事を楽しんでいました。もちろん、その日の夕食は用意していません。夫は今朝、シワシワのシャツを着て出勤するはめになり、それが恥ずかしかったようです。不満を爆発させ、「嫌がらせはいい加減にしろ」と怒り始めました。
そして、ついに0点をつけたのです!「じゃあ、約束どおり離婚ね」私はそう言って、あらかじめ用意していた離婚届を夫に差し出しました。離婚になったら私が困ると思っていた夫は、まさか私が本気で離婚するつもりだとは思っていなかったようで、ポカン。「もう1回チャンスをやる」と慌て始めました。
夫は、「上司の奥さんも同じ条件で頑張っているのに、お前はすぐ諦めるのか」と私を責め始めましたが、私は何とも思いません。なぜなら、つい先ほどまでその奥さんと会っていて、離婚目前だと聞いたばかりだったからです。
以前、夫の上司夫婦と会った際に奥さんと連絡先を交換していたため、離婚を決意した私は思い切って連絡してみることに。それ以来、いろいろと相談に乗ってもらっていました。アドバイスどおり、夫の言動をすべて記録し、証拠として提出。その後はスムーズに離婚が成立しました。今は仕事に打ち込みながら、独身生活を満喫しています。
◇ ◇ ◇
家事をしている相手に感謝するどころか、自分の基準で一方的に点数をつける夫の態度にはモヤモヤしてしまいますね。家事のやり方や分担について思うことがあるなら、相手を評価するのではなく、まずは話し合いたいところ。お互いが気持ちよく生活できるよう、それぞれの負担や考えを伝え合い、協力していきたいですね。
【取材時期:2026年9月】
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
※一部にAI生成画像を使用しています。