搬送先で呼吸が少しずつ落ち着いてきたみさきさん。しかし、右半身を中心とした震えは残っていたため、医師に局所麻酔を受けた後から症状が現れるまでの経緯を説明しました。
数日前に歯科医院で局所麻酔を受けた際には問題がなかったことも伝えると、医師から、今回の症状や発症までの経緯から「局所麻酔薬中毒の可能性がある」と説明されます。
症状の原因として考えられるものが少しずつ見えてきたみさきさん。さらに医師から、局所麻酔薬中毒が重症化した場合について説明を受けることになったのでした。
医師から告げられた局所麻酔薬中毒の可能性








美容クリニックで体調が急変した際、スタッフから救急車を呼ぶかどうか尋ねられ、私は「お願いします」と答えました。そのときは自分の体に何が起きているのかわからないまま、とにかく苦しい状態から助けてほしいという思いでした。
救急搬送先では、医師から局所麻酔薬中毒の可能性があると説明され、さらに症状が重くなると死亡したり後遺症が残ったりすることもあると聞きました。症状は少しずつ落ち着いていましたが、念のため入院し、検査や点滴を受けながら経過を見ることになりました。
医師の説明を聞き、自分が思っていた以上に深刻な状態になり得たのだと知った私。振り返ってみると、あのとき救急車をお願いしてよかったと感じました。体調が急変し、自分では状態を判断できない中で、必要な医療につながるための選択をすることの大切さを実感した出来事です。
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症状が落ち着いてきたように見えても、原因や状態によっては、医療者の判断で検査や入院による経過観察が必要になる場合があります。今回の体験は、急な体調変化が起きた際、そのときの症状だけでなく、その後の変化も含めて状態を確認していくことの大切さを考えさせられるエピソードでした。
医師による解説:局所麻酔薬中毒はどのように起こる?
局所麻酔薬中毒は、局所麻酔薬の過量投与や血管内への誤投与、急速な吸収などによって、血液中の局所麻酔薬の濃度が高くなることで起こります。
症状はさまざまで、初期にはめまいやふらつき、口の周囲のしびれ、興奮、震えなどが見られることがあります。さらに進行すると、意識消失や全身のけいれん、呼吸停止などに至る場合があります。また、心血管系の症状として、不整脈や血圧低下、心停止などが現れることもあります。
今回のように局所麻酔後に急激な体調変化が見られた場合は、すぐに医療者へ伝え、適切な診察や処置を受けることが重要です。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
監修:寺井美佐栄先生(ミサクリニック六本木本院 院長)
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すがのみさき
