木綿子さんの回想から、ママが家族の中で長いあいだ我慢を重ねていたことが見えてきます。ママは「わが家では夫は我慢しないのがルールみたい」「妻が耐えればうまく回る」と、本音をこぼしていました。
一方、蒲倉家ではママがいなくなったことで生活は混乱。さらにパパは職場で、家のことをママに任せきりにしていたことを知られ、女性社員たちから大ブーイングを受けてしまいます。
そんな中、萌香は「もう寝坊できないから、翌朝起こしてほしい」と律郎に頼みますが、「なんで俺が動くのが当たり前なんだよ」と反発されることに。さらに律郎から「家族って枠に縛られるのが嫌で、ママは出ていったんじゃない?」と指摘されてしまい……。
甘えていた彼女に、彼氏からまさかの提案!

















萌香は、彼氏の真吾さんに「私ってわがまま?」と相談します。真吾さんは、家族には甘えが出るものだと受け止めつつ、自分は中学生のころに母を亡くし、家族にわがままを言える環境ではなかったと話しました。その言葉に、萌香は思わず言葉を詰まらせます。
さらに真吾さんは、家族全員がママに甘えすぎていて、ママは疲れてしまったのではないかと指摘しました。そして真吾さんは、萌香に一人暮らしをしてみることを提案します。驚いた萌香は、真吾さんも一緒に実家を出て同棲してくれるのではと期待しますが、真吾さんは「今はしたくない」ときっぱり断るのでした。
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安心できる相手だからこそ、ついワガママを言ってしまうことがありますよね。「これくらいお願いしてもいいだろう」と、甘えが出やすいものです。けれど、そのお願いが続いたり、相手の都合を考えずに求めたりすると、少しずつ負担になってしまうこともあります。
相手を信頼して頼ることと、ただ任せきりにすることは違います。近い関係だからこそ、その線引きを忘れずにいたいですね。
紙屋束実