夫「前の妻が急逝した」葬儀中、遺された双子を見て私「うちで引き取ろう」しかし後日、発覚した事実とは

私たち夫婦は、結婚後すぐに子どもを持ちたいと考えていたものの、なかなか恵まれずにいました。夫には前妻との間に7歳になる双子の女の子がいます。夫にはすでに子どもがいることもあり、私はいつしか「自分に原因があるのでは」と思い詰めるようになっていました。
そんな私に、義母はことあるごとに「嫁失格」と心ない言葉を浴びせてきます。前妻が夫と離婚したのは、跡取りである男の子を産まなかったからだという親戚のうわさも、あながち間違いではないのかもしれません。
双子の親権は前妻が持っており、夫は養育費の支払いを続けているものの、子どもたちとの面会はほとんどできていませんでした。時折さみしそうな顔を見せる夫に、もう一度子どもと触れ合わせてあげたいと、私はひそかに思っていました。
突然の別れ
そんなある日、前妻が交通事故で突然この世を去ってしまいました。夫と私が葬儀に向かうと、そこには遺影の前でシクシクと泣く双子の姿が……。夫は双子のもとへ歩み寄り、そっと肩を抱き寄せました。
小さな体を寄せ合いながら泣いている双子の姿を見て、私は夫と一緒に2人を育てようと覚悟を決めました。もちろん、夫も同じ気持ちでした。
義母は大反対しましたが、私たちは聞く耳を持たず、親権に関する必要な手続きを経て双子を迎え入れることに。こうして4人での生活が始まったのです。しかし、子どもたちとの生活は思っていた以上に大変でした。
ママになると決めたけれど……
双子は一向に私に懐こうとしません。夫が私のことを「これからは一緒に暮らすんだよ」とやさしく話しても、2人は私に向かって「あなたはママじゃない」と繰り返します。私が身の回りの世話をしようとしても、距離を置かれてしまいました。
無理もありません。大好きなママを突然亡くしたばかりなのです。そう自分に言い聞かせながらも、拒絶される日々が続き、私は次第に心が折れそうになっていきました。
そんなある日、連日の疲れも重なったのか、私は自宅で突然倒れ、念のため病院へ運ばれました。
義母の入れ知恵
病室のベッドで目を覚ますと、そばで双子が泣いていました。私が目を覚ましたことに気付いた夫が、2人が私に懐かなかった本当の理由を静かに話し始めました。
夫が双子から少しずつ話を聞いたところ、4人で暮らし始めて間もないころ、義母が私たちの目を盗んで、2人にこっそり「お前たちはママを不幸にする疫病神だ」と心ない言葉を吹き込んでいたことがわかったのです。
実の母親を亡くしたばかりの2人は、その言葉を信じ込んでしまったのでしょう。
「新しいママをこれ以上不幸にしたくない」
「自分たちのせいで、また誰かを失いたくない」
そう思い詰め、私を嫌っていたのではなく、私を遠ざけるためにあえて冷たい態度を取っていたというのです。こんな小さな子どもたちに、そんなひどいことを言うなんて信じられません。
家族を守るために
激怒した夫は後日、義母を呼び出しました。「いくらなんでも、言っていいことと悪いことがある。これ以上、俺たちの家族を壊すなら許さない」そう言って、義母に絶縁を突きつけたのです。
夫は、双子の今後についてこれまで相談していた親族たちにも事情を説明しました。義母の前妻に対する過干渉や、これまでの配慮に欠ける言動については以前から親族の間でも問題視されており、今回の件でその印象は決定的なものとなりました。
親族たちは義母の行動を容認できないものとして受け止め、義母の味方をする人はいなくなりました。すっかり孤立した義母からの連絡は、今では一切ありません。
私たちは親子になれる
私は病室で双子に、しっかりと伝えました。「私が倒れたのは、あなたたちのせいじゃないよ」そして、2人の目を見ながら続けました。
「あなたたちが来てくれて、私は幸せ者。だから、自分たちが私を不幸にするなんて絶対に思わないで」
すると2人は、ようやくホッとしたように表情をゆるめ、これまで見たことのないような笑顔を見せてくれました。その顔を見て、私は「きっと私たちは本当の親子になれる」と確信しました。
その後、2人は少しずつ私に甘えてくれるようになりました。私は、大切な子どもたちのママでいられる幸せをかみしめながら暮らしています。
◇ ◇ ◇
大切な人を失った子どもにとって、周囲の大人の言葉は想像以上に大きな影響を与えるものです。何気ないひと言や心ない言葉によって、「自分のせいだ」と思い込んでしまうこともあるかもしれません。
だからこそ、大人は子どもの不安や悲しみに寄り添い、「あなたのせいではない」「ここにいていいんだよ」と伝え続けることが大切です。血のつながりや関係性にかかわらず、子どもが安心して甘えられる居場所を、周囲の大人が守っていきたいですね。
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
幼い双子に「疫病神」という恐ろしい言葉を吹き込み、新しい家族の絆を壊そうとした義母でしたが、最後は実の息子から絶縁され、親族からも見放されるという結末を迎えました。
しかし、世の中にはさらに理不尽な暴言で嫁を傷つける義母も存在します。続いてご紹介するのは、第2子を出産した嫁に対し、「男の子が産めない嫁は出て行け! さっさと離婚しろ!」と罵倒した義母のお話です。
しかし、義母はどん底に突き落とされることに……? 義母が泣いてすがりつくことになった、衝撃の展開とは一体!?
第2子出産後、義母「女の子しか産まない嫁は出て行け!」私「わかりました」すると…義母からSOSが

私は現在、第2子を妊娠中。近くには、まだまだ元気な義両親が住んでいます。できればこれからも仲良く付き合っていきたいと思っているのですが……。
義父は子ども好きですが、義母は孫にあまり関心がない様子。そのため、娘を連れて義実家を訪れると、主に義父が相手をしてくれます。
第2子の性別を尋ねてきた義母
ある日、娘を連れて義実家を訪れると、義母から「2人目の性別はわかったの?」と尋ねられました。夫婦で話し合い、性別は聞かないことにしたと伝えると、義母は驚いた様子で「なんでよ?」と問い詰めてきて……。夫が「性別はどちらでもいいし、生まれるまでの楽しみにしたい」と話していたこと、そして私も同じ気持ちであることを説明しました。
すると義母は、「じゃあ、私たちも生まれるまで性別を教えてもらえないのね」と不満そうにひと言。私が「すみません」と謝ると、「1人目は女の子だったから、きっと2人目は男の子ね。だって、あなたの親族には男の子を産んでいない人はいないんでしょ?」と、一方的に決めつけてきました。さらに、自信ありげにこう続けたのです。
「きっと次は男の子よ。男の子がいないと、家が絶えちゃうじゃない」
「それは私が決められることではないので……」と困惑しながら答えると、義母は「姑の期待に応えるのが嫁の務めでしょ!」と強い口調で言ってきました。
さらに義母は、私が料理が得意でないことまで持ち出し、「2人目も生まれるんだから、産休中に家事の腕を磨いておきなさいよ」「息子のほうが料理が得意だからって、甘えないでちょうだい!」と、次々に言葉を重ねてきたのです。
第2子の誕生を報告すると、義母は
5カ月後、私は第2子を出産しました。義母に連絡し、無事に生まれたことを報告すると……。
「無事に生まれました!」
「元気な女の子です!」
すると義母からは、「おめでとう」のひと言もなく、信じられない返事が返ってきました。
「えっ、2人目も女の子?」
「そんな嫁はいらない!息子と離婚して!」
生まれたばかりの娘を否定するような言葉を浴びせられ、さらに離婚まで突きつけられた私は、大きなショックを受けました。「家を存続させるためには、男の子が必要なのよ」「嫁の役目も果たせない役立たずなんて、うちには必要ないのよ」義母は、「家のためには男の子が必要」という考えを一方的に押しつけ、心ない言葉を次々と浴びせてきました。
私は深く傷つきましたが、その瞬間、心の中である決意が固まったのです。「そうですか……。だったら、もう結構です」私の返答に、義母は「は?」と戸惑った様子。私は、はっきりと告げました。
「娘を否定するようなことは、絶対に許せません。もう二度とお会いすることはありません」
しかし義母は反省するどころか、さらに信じられない言葉を口にしました。
「あら、離婚するなら子どもは連れて行ってね? 息子には再婚してもらえばいいだけなんだから、さっさと消えなさい! 新しいお嫁さんとの間に子どもができたら、今度こそ男の子が生まれるでしょうしね」
義父の我慢が限界に達したワケ
数日後、義母から焦った様子で電話がかかってきました。「ねぇ! 夫とも息子とも連絡が取れないの! 夫は家にも帰ってこないし……。あなたから連絡して!」私は、「ちょうど今、お義父さんと夫が病院に着いたところですよ」と伝えました。2人は長女を連れ、生まれたばかりの次女に会いに来てくれたのです。
義父が電話に出ず、家にも帰らないのは、あえてそうしているのだと伝えると、義母は「どうしてそんなこと……」と困惑。そこで私は、義父の言葉をそのまま伝えました。
「嫁にひどい言葉を投げつけるような人とは、一緒にいられない。我慢の限界だ」
「なんでよ!? こんなに突然……」声を荒らげる義母に、私は「突然ではありません。お義父さんはずっと前から、お義母さんに憤りを感じていたんです」と答えました。さらに、義母の浪費によって夫婦の貯金が大きく減っていることも伝えました。
義母は「浪費というほど使っていない」と反論しましたが、毎月30万円以上も趣味や美容に費やしているのですから、どう考えても浪費としか思えません。さらに、出産直後の私に心ない言葉を浴びせたことが決定打となり、義父はついに離婚を決意したのだと伝えました。
「私はただ、家のことを考えていただけなの! 家を存続させるには男の子が必要でしょ!?」必死に訴える義母に、私は義父の言葉を伝えました。
「ひと昔前じゃあるまいし、性別がなんだっていうんだ。子どもは宝だよ」
義母が言葉を失うと、私は静かに告げました。「お義母さんが突然押しかけてくる心配がなくなるなら、私も安心して退院後の生活を始められます」
弱り果てた義母が明かした本音
それからしばらくたったある日、思いがけない相手から電話がかかってきました。それは、義母。「お願いだから許してよ……」と、今までに聞いたことのないような弱々しい声が聞こえてきます。
義母は困り果てた様子で、「離婚してアパートに引っ越したでしょ。お金もなくて、おいしいものも食べられない生活がつらくて」と訴えてきました。延々と続く愚痴に「あの、もういいですか? 娘2人の育児で忙しいので、お義母さんの愚痴に付き合ってる暇ないんですよ」そう言って電話を切ろうとした瞬間、義母が慌てて「待って!」と叫びました。「だったら、私が手伝うわよ!」――と。
しかし、私はきっぱりと断りました。「結構です。娘を否定した人には何も頼みませんから」すると義母は、必死な声で弁解を始めました。「あれは本心じゃなかったの! ただ、あなたに意地悪したくて言っただけで……」私が「意地悪?」と問い返すと、義母は続けて本音を語り始めました。
夫も義父も私を好いているのが気に入らなかったこと。私が家族に加わってから、自分だけが相手にされていないように感じ、取り残された気分になっていたこと。そして、私ばかりが優遇されているように思えて、腹立たしかったと――。しかし、そんなことを今さら打ち明けられても、もう遅いのです。
その後、義母からの連絡はなくなり、今どのような暮らしをしているのかはわかりません。一方で、私は娘2人の育児に追われる毎日。ですが、夫と義父も積極的に関わってくれるので楽しく穏やかに過ごしています。
◇ ◇ ◇
子どもの性別は、母親が望んで決められるものではありません。ましてや、性別を理由に母親や生まれてきた子どもを否定するような言葉は、到底受け入れられませんよね。
また、家族だからといって、何を言っても許されるわけではありません。
今回、夫と義父が味方となり、義母と距離を置くことができて本当によかったです。これからは余計なストレスを抱えることなく、家族で育児を楽しんでほしいですね。
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
自分の考えを家族に押しつけ、子どもや孫まで傷つける言動は、たとえ身内であっても許されるものではないでしょう。とくに子どもは、大人の何気ない言葉を真に受けてしまうこともあるため、周囲には相手の立場や気持ちを考えた言動が求められます。
また、家族という近い関係だからこそ、理不尽な扱いを我慢し続けるのではなく、必要に応じて距離を取ることもひとつの方法です。自分や子どもが傷つけられる状況になったときは、「家族だから」と耐え続けず、安心して暮らせる環境を守るために行動したいですね。