結婚するまでは、夫がそんな考えを持っているとは気づきませんでした。私たちには私たちなりの夫婦の形があると思うのですが、夫にはその考えが通じません。しかも、義母まで夫の味方をするため、私の話には誰も耳を傾けてくれず……。そんなある日――。
義母が突然「同居したい」と言い出して…
義父が亡くなり、義母はひとり暮らしをしています。そのため夫はよく実家に帰り、母親の様子を見ています。そして、母親に私のことを愚痴ることもしばしば。今日は義母から連絡があり、ちょっとしたお説教が始まりました……。
義母の口癖は「一家の大黒柱を支え、立ててあげるのも妻の務め」です。義母は私が夫を立てていないと思っているようで、普段の生活ぶりを見たいと同居を提案してきました。
現状、義母が使える十分なスペースはありません。私は在宅勤務なので、同居となれば息が詰まりそう……。難しいと思っていたのですが、夫は私に相談もなく、義母との同居を勝手に決めてしまったようです。
私は個室がないと仕事になりません。夫は趣味の部屋を持っているので、その部屋を義母に明け渡せばいいと思うのですが……。
「大黒柱権限で、お前の部屋は物置な」
庭の物置で仕事をする!? あまりにも勝手な夫の提案に、私はとうとうブチ切れました。
「え?そこはあなたの部屋だけど?」
「なぜ……?」
じつはこの家、私が結婚前に祖母から相続したものです。夫が自分を“大黒柱”だと言い張るのなら、私はこの家の大家。大家の権限で、今夜から庭の物置で生活してもらおうと思います。
真実を知った義母の態度が一変!
私に物置暮らしを命じられた夫は、どうやら義母に泣きついたようです。その後、義母から鬼のように着信が入りました。一方的に夫の話を聞いた義母は、私が悪いと思い込んでいたため、私は真実を伝えることに。
義母の部屋を作るため、夫が私を庭の物置で暮らさせようとしたこと。そして、自分こそが“大黒柱”だと思っている夫に、わが家の実情も伝えることにしました。夫の給与明細を写真に撮って義母に送り、夫の収入は私より少なく、生活費のほとんどを私が負担していることを説明。さらに、夫の給料の多くは自分の趣味などに使われていることも伝えました。
真実を知った義母は驚きながらも、「至らない息子でごめんなさい」と謝ってくれました。そして夫のこともきつく叱ったようで……。その後、夫も私に謝ってきましたが、その言葉からは反省している様子が感じられませんでした。
そこで私は、物置で暮らすのが嫌なら、これからは家賃を払ってこの家に住んでもらうと夫に伝えました。夫は冗談だと思ったのか笑っていましたが、もちろん冗談ではありません。というのも、今回の同居騒動をきっかけに、私は夫との離婚を決意したからです。数日後、記入済みの離婚届を夫に突きつけると、夫は顔面蒼白に……。
離婚後、元夫は実家へ…私は新天地へ
夫は当初、離婚を嫌がっていましたが、最終的には無事に離婚が成立。元夫は実家に戻ったようです。ところが、その実家にも居づらくなったようで、今はひとり暮らしをしていると共通の知人から聞きました。
私はつらい記憶が残るあの家を貸し出し、今は別の場所で暮らしています。これからは新しい土地で、自分らしく人生を楽しんでいきたいと思います!
◇ ◇ ◇
夫婦は基本的に対等な関係です。どちらか一方が自分の価値観を押しつけたり、相手の生活や仕事を軽視したりするのは避けたいところ。特に同居のように暮らしを大きく変えることは、勝手に決めるのではなく、夫婦で十分に話し合うことが大切ですよね。お互いの立場や考えを尊重しながら、気持ちよく暮らしていけるよう心がけたいですね。
【取材時期:2026年9月】
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
※一部にAI生成画像を使用しています。