記事サムネイル画像

医師「なぜもっと早く来なかったのですか」耳鳴りを軽視した私。右耳に起きた異変とは【医師解説あり】

仕事中に聞こえ始めた小さな耳鳴りは、最初は疲れやストレスのせいだろうと思っていました。しかし、その違和感を放置して受診せずにいたところ、ある朝突然、右耳がほとんど聞こえなくなってしまったのです。耳鼻科で医師から告げられた言葉は、今でも忘れられません。【医師解説あり】

この記事の監修者
監修者プロファイル

医師鷲尾有司先生
わしお耳鼻咽喉科 院長

日本耳鼻咽喉科学会認定専門医、日本アレルギー学会認定専門医。大阪市立大学医学部卒業。大阪市立大学大学院医学研究科外科系専攻を修了し、通年性アレルギー性鼻炎に対する免疫療法で医学博士取得。2011年に兵庫県西宮市に「わしお耳鼻咽喉科」開院。
新着記事が配信されたら、メールやプッシュ通知でお知らせ!

 

最初は小さな耳鳴りだった

最初に耳の異変を感じたのは、仕事中でした。静かなオフィスで、自分の耳の奥から「ザーッ」という砂嵐のような音が聞こえることがありました。

 

耳鳴りは疲れやストレスのせいだろうと思い、気にせず過ごしていましたが、その音は少しずつ大きくなり、右耳が詰まったような感覚も現れました。それでも「そのうち治るだろう」と考え、そのまま受診せずに過ごしていました。

 

朝起きると右耳が聞こえなかった

転機となったのは、ある朝のことです。目を覚ますと、右耳がほとんど聞こえず、世界の片側だけが静まり返ったように感じました。さらに軽いめまいもあり、真っすぐ歩くことさえ困難になっていました。

 

さすがに異常だと感じ、慌てて耳鼻科を受診しました。診察後、医師から「突発性難聴(とっぱつせいなんちょう/突然、片方の耳の聞こえが悪くなり、耳鳴りやめまいを伴うこともある病気)の可能性が高いです。治療が遅れると聴力が回復しにくくなる可能性があります」と告げられました。

 

その瞬間、血の気が引く思いでした。そして、医師から「なぜもっと早く来なかったのですか」と静かに言われたひと言は、今でも強く心に残っています。

 

 

治療を始めてからの経過

すぐに治療を始めた結果、幸いにも聴力はある程度まで回復しました。しかし、完全に元どおりになることはありませんでした。耳鳴りや耳の詰まる感じが出ていた時点で受診していれば、結果は違っていたのかもしれないという後悔が今も残っています。

 

まとめ

今回の経験で、小さな違和感だからと自己判断で済ませることの危険性を学びました。耳鳴りや聞こえ方の変化は、体からの大切なサインだったのだと思います。日ごろから耳の違和感や聞こえ方の変化を軽く考えず、少しでも異変を感じたら早めに医療機関へ相談することが大切だと実感しています。

 

医師による解説:突発性難聴は早期受診が重要

突発性難聴は、突然片耳が聞こえにくくなる病気です。耳鳴りや耳の詰まり感、めまいを伴うこともあります。

 

突然の聞こえにくさが特徴

突発性難聴は、ある日突然、片方の耳の聞こえが悪くなる病気です。原因がはっきりしない場合にそう呼びます。耳鳴りや耳が詰まったような感覚、めまいを伴う場合もあります。

 

治療はできるだけ早く開始

突発性難聴は、治療が遅れるほど聴力が回復しにくくなる可能性があります。一般的には、少なくとも発症から2週間以内、できれば1週間以内に治療を開始することが望ましいとされています。耳の聞こえ方に異変を感じた場合は、早めに耳鼻咽喉科を受診することが大切です。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修:鷲尾有司先生(わしお耳鼻咽喉科 院長)

著者:今井みく/20代女性・会社員

イラスト:アゲちゃん

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
\ この記事にいいね!しよう /
シェアする

  • コメントがありません

気になる記事をまとめ読み

人気連載

新着連載

連載完結

もっと見る

注目記事を探す

人気記事ランキング

アクセスランキング
コメントランキング

お得な無料キャンペーン

暮らしの新着記事

PICKUP