記事サムネイル画像

糖尿病になった父のもとへ続く酒の営業電話。着信拒否後も番号を変える業者に私が伝えたこと

商品を購入したことをきっかけに、その後も営業を受けて困った経験はありませんか? 断っても続く営業電話や、料理教室で始まった思いがけないセールストーク。売り込みに戸惑った2人の女性の体験談を紹介します。

 

しつこく続いた営業電話

セールストーク イメージイラスト

 

実家には以前から、迷惑電話のような営業電話がよくかかってきていました。ほとんどの場合はすぐに電話を切り、着信拒否を設定して対応していましたが、それでも完全には止まりませんでした。着信拒否をすると、今度は番号を変えて同じ業者から再び電話がかかってきたのです。

 

後から、家族が以前注文したことのある通信販売会社からの営業電話だと判明しました。その会社はお酒を扱っており、担当者は物腰が軟らかく丁寧な口調でしたが、断っても商品をすすめ続けてきました。父が以前注文していた商品について「今は必要ない」と伝えると、今度は私に商品をすすめるようになったのです。

 

私はお酒を飲みませんし、父は糖尿病になっていました。その事実を伝え、「もうお電話は必要ありません」とはっきりお断りしました。すると、それ以降、その会社から電話がかかってくることは一切なくなりました。

 

◇◇◇◇◇

 

通信販売はとても便利ですが、時にはその後の営業電話への対応まで含めて検討する必要があるのだと身をもって知りました。商品の価格だけでなく、購入後の案内や勧誘に関する方針も、可能な範囲で確認しておきたいと感じた経験です。

 

私の場合、父の健康状態という「断らざるを得ない事情」を伝えたことで解決しましたが、今後は、家族のためにも利用するサービスをより慎重に選んでいこうと改めて思いました。

 

著者:桜井美波/40代女性・無職

イラスト:藤まる

 

 

料理教室の後に次々と商品のセールスが

セールストーク イメージイラスト

 

知人に、使い勝手がよかったからとすすめられて鍋を購入したという友人。値段もお手ごろで、3点セットの鍋自体には大満足だったそうです。そして鍋を購入した会社から、その鍋を使っていろいろなレシピを紹介する料理教室を開くので、よかったら来てみませんか? とダイレクトメールが届いたそうで、無料でおいしいご飯も食べられるし、一緒にどう?と声をかけてくれました。「無理に鍋を売りつけてくることもないし、もしすすめられても買わなくていいから!」とのことでした。

 

料理教室といっても、先生が目の前で鍋を使って料理を作り、参加者はそれを食べるという内容。それならいいかなと、一緒に参加することにしました。友人と共に向かったのは、料理教室のキッチンスタジオ。特に怪しい様子はなく、安心して中へ入りました。

 

料理教室は、先生が鍋を使って調理方法を紹介する一般的な内容でした。実際に鍋を3つ使い、スープ・主菜・副菜を作る、という感じ。おしゃれなカフェのランチのようなメニューが完成し、味も本当においしくて、たしかに鍋が欲しくなるね、と友人に話しながら料理を堪能しました。

 

料理を食べた後に営業がスタート!

料理の後にもう一品デザートをどうぞということで、出てきたのがわらび餅。一見普通のわらび餅ですが、実は水を注いで少し置くだけでできる、非常用の乾燥わらび餅でした。これは、今回の参加者にプレゼントします、とのことでした。

 

そして鍋の営業がスタート。鍋の紹介に続き、営業担当者は「この会場の参加者の方に、特別価格で提供したいものがほかにもあるんです!」と言い、出てきたのは、なぜか布団サイズのムートンの敷物! そして季節は夏。こんな暑いときになんでムートン!? と思わずツッコミを入れてしまう展開でした。

 

営業担当者によると、ムートン素材は人肌に近い温度を保ちやすく、1年中使用できるとのこと。ベッドや布団の上に敷くと、夏は涼しく、冬は温かく感じられると説明されました。

 

しかし、別にムートンでなくて良くない? とさらに心の中でツッコみつつも、これからどんなものが出てくるのか、興味津々で話を聞くことにしました。

 

プロの後に登場した新人営業マン

ムートンの敷物の営業トークが突然始まった会場に「もしかして押し売りだったらどうしよう」と戸惑いながら見ていました。

 

次に登場したのは、浄水器。他の商品と比べるとお値段がやや高め。また、会場にいた年配の女性の多くがその浄水器を持っていたこともあり、浄水器については、それほど熱心な売り込みはありませんでした。

 

軽快な営業トークに続いて「数日前に営業マンデビューをした期待の新人が、わが社のおすすめの新作アイテムを紹介します!」とのこと。

 

その後登場したのは、緊張の面持ちの営業マンの男性。デビュー間もないせいか、手も若干震えています。新人営業マンがセールスを始めたのは、木でできた球です。営業マンは「お風呂に入れると温泉になる」と説明。温泉の成分を特殊加工によって木の球に含ませており、乾燥させれば何度も使えるとのことでした。

 

会場には30人ほどの出席者がいましたが、相当緊張しているようです。そして、「あの」「えっと」「やっぱり」が口癖なのか、話の中で何度も出てくることに気付きました。

 

ふと横にいる友人を見ると、この3つの言葉をそれぞれ何回言ったのか、紙のテーブルクロスに正の字を書いて数えていました。それを見て私は驚いてしまったのですが、友人は真剣なまなざしで聞きながら数えていました。

 

無理な押し売りなく終了

新人営業マンのセールスタイムが終了すると、先輩営業マンが「彼に何かアドバイスなどあればお願いします!」と、新人営業マンへのアドバイスタイムがスタート。

 

すると友人が手を挙げ、「『あの』『えっと』『やっぱり』という言葉が多く、それぞれ何回言っていたか数えていました」と、彼の口癖について助言を始めたのです。会場からは笑いが漏れ、先輩営業マンからは「鋭いご指摘ありがとうございます!」と返答がありました。 

 

結局、その後は特に無理やりな売りつけもなく終わった料理教室。その日紹介された商品の中でも、特に友人が購入した鍋セットは、実際に調理に使われているところを見ると、私も欲しくなるほど魅力的に感じました。

 

商品によって価格に違いはありましたが、営業マンから購入を強く迫られることはありませんでした。あまり経験したことのない場で、驚きの連続でした。

 

◇◇◇◇◇

 

料理教室の終了後、友人から「変なところに誘ってごめんね」と謝罪されました。しかし、むしろあまり経験することのない場に誘ってくれたことや、そこであったおもしろかったことが今後話のネタになるからと、むしろ感謝するよ! と答えました。それ以降、料理教室には参加していませんが、その一度が忘れられないおもしろい体験となりました。

 

著者:江口りん子/40代女性・1児の母、夫は現在単身赴任中。会社員とWebライターをしている。高齢出産を経て、体調の変化や疲れなどさまざまなトラブルに直面し、若いころとは違うとつくづく感じる今日このごろ。普段はファッション、推し活、グルメなどの情報収集が趣味。

イラスト:おんたま

 

まとめ

商品を熱心にすすめられると、断りにくいと感じることもあります。一方で、体験談の1人目では購入の意思がないことを明確に伝えたことで営業電話が止まり、2人目のケースでは商品説明を楽しみながらも購入を迫られることなく終わりました。

 

セールスとの距離の取り方は、相手の対応やその場の状況によっても変わることが伝わる体験談でした。

 

 

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

 

ベビーカレンダー記事制作の取り組み
\ この記事にいいね!しよう /
シェアする

  • コメントがありません

気になる記事をまとめ読み

人気連載

新着連載

連載完結

もっと見る

注目記事を探す

人気記事ランキング

アクセスランキング
コメントランキング

お得な無料キャンペーン

暮らしの新着記事

PICKUP