「茶色い弁当=腐ってるんで捨てました♡」夫を狙う新入社員が弁当をゴミ箱へ→略奪女の自業自得な末路

私は以前、料理教室で講師をしていました。現在は専業主婦で、夫と2人暮らし。夫の職場の人たちとは交流があり、ときどきわが家で食事会を開くこともあります。私が作る料理を楽しみにしてくれる人も多く、私自身もみんなで食卓を囲む時間を楽しんでいました。
そんなある日、夫の部署に入った新入社員の女性の歓迎会を、わが家で開くことになったのですが……。
歓迎会に現れた新入社員
当日、夫の同僚たちが次々とわが家へやってきました。私が料理を並べていると、新入社員の女性も到着。「いらっしゃい。どうぞ入ってください」と声をかけたのですが、彼女は私をじろじろと見るだけで、そっけない態度でした。
少し気になったものの、初対面で緊張しているだけかもしれないと思い、そのまま歓迎会を始めることに。
ところが、料理をひと口食べた彼女は、「へえ〜。思ったより普通ですね」とひと言。周囲が微妙な空気になる中、さらに、「先輩ってこういうタイプの人が好みなんですね」と言いながら、夫の隣にぴったりと座ったのです。
その後も彼女は、「先輩って本当に頼りになりますよね」「会社でもすごく人気なんですよ」などと言いながら、やたらと夫に話しかけます。私はだんだんと、「もしかして夫に好意があるのでは……?」と思うようになりました。
すると夫も彼女の態度が気になったようで、「せっかくだし、みんなで楽しめる話をしよう」とさりげなく話題を変更。その日はそれ以上何も言わなくなりました。しかし、その後、彼女の行動は次第にエスカレートしていきました。
夫に手作り弁当を渡す新入社員
ある日、夫が「この前の新人が、手作り弁当を持ってきたんだ」と話し始めました。
驚いて詳しく聞くと、彼女は夫に、「先輩、いつも奥さんのお弁当ですよね? 今日は私が作ってきたので食べてください!」と手作り弁当を差し出したそうです。もちろん夫は、「妻が作ってくれた弁当があるから」と断りました。
そんなやりとりが何度か続いたある日のこと。彼女は、「でも、私のお弁当のほうが絶対おいしいと思いますよ?」と、さらに食い下がってきたとのこと。夫は相手にせず、いったん席を外しました。ところが戻ってくると、机の上に置いてあったはずの私のお弁当がなくなっていたそうです。
夫が周囲に尋ねると、近くにいた同僚が、「さっき彼女が持っていったような……」と教えてくれました。夫が新入社員を問いただすと、彼女は悪びれもせず、「あのお弁当なら捨てましたよ」と言ったそうです。
「は?」と夫が思わず聞き返すと、「だって、全体的に茶色かったし。先輩がおなかを壊したら困るじゃないですか。それに、私のお弁当があるんだからいいですよね? 先輩には、もっとちゃんとしたごはんを食べてほしいんです」と、信じられない言い訳を始めたのです。
度重なる迷惑行為に、夫もついに限界
頼んでもいないお弁当を何度も作ってきた挙句、今回は妻が作った弁当まで捨てるなんて……と、夫は当然納得できませんでした。「人の物を勝手に捨てるな。それに何回も言ってるけど、こういうことは迷惑なんだよ」と、はっきり伝えたのでした。
これまでは大ごとにしたくないと考えていた夫でしたが、さすがに限界だったようです。
週に何度もお弁当を作ってきたこと、個人的に食事へ誘われていたこと、そして今回、私が作った弁当を勝手に捨てられたことまで、上司に相談しました。彼女が弁当を持っていくところを見ていた同僚も、事情を説明してくれたそうです。
上司は彼女を呼び出し、事実確認をしたうえで厳しく注意。さらに今後は、業務に必要なこと以外で夫に個人的に接触しないよう指導され、仕事上でもできるだけ距離を置くことになったそうです。
夫が伝えたひと言
それからしばらくして、彼女から私にも謝罪したいとの申し出がありました。夫も同席したうえで話をすると、彼女はうつむきながら、「奥さんより私のほうが料理がじょうずだってわかれば、先輩が私を意識してくれるかもしれないと思っていました」と打ち明けました。
どうやら彼女の中では、いつの間にか私と“料理で勝負”しているつもりになっていたようです。すると夫が、「俺は料理が上手いか下手かで妻を選んだわけじゃない。妻が俺のために作ってくれることがうれしいんだよ」とひと言。
彼女は何も言い返せず、「本当に申し訳ありませんでした」と頭を下げました。その後、彼女が夫に個人的に近づいてくることはなくなり、しばらくして本人の希望もあって別の部署へ異動したそうです。
私も最初は腹が立ちましたが、彼女が正直に気持ちを話し、きちんと謝ってくれたことで、今ではわだかまりもありません。今日も夫は、私が作ったお弁当をうれしそうに持って出勤しています。
◇ ◇ ◇
誰かに好意を抱くこと自体は悪いことではありません。しかし、相手の気持ちや立場を無視して行動したり、その家族を傷つけたりしていいわけではありませんよね。自分の思いを一方的に押しつけるのではなく、相手との適切な距離を意識して接したいですね。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
妻が作ったお弁当を勝手に捨てるというあり得ない行動に出た新入社員に対し、夫が上司に報告して厳重注意を受けさせるという毅然とした対応はお見事でしたね。
一方、次の体験談では、職場の後輩から「旦那さん、先輩より私のことを女として見てるみたいです」と突然告げられた妻のお話です。後輩の首元には、かつて自分が「欲しい」と話していたネックレスが……。
夫の裏切りを知った妻は、感情をぶつけるのではなく、静かにこれからの生活を守るため動き始めます。
後輩「旦那さん、私を女として見てるのよ♡」私「よかったね」私を見下す後輩の末路と夫が後悔したワケ

「旦那さん、先輩より私のことを女として見てくれてるみたいです」この言葉を、職場の給湯室で、後輩から聞きました。
今週末は、結婚7年目の記念日でした。家族3人でホテルランチに行く予定で、子どもの服も新調していました。何かの聞き間違いだと思いたかった……。けれど、後輩の首元には、私が雑誌を見ながら「いつか欲しい」と話していた、あのブランドのネックレスが光っていました。
記念日の前の、給湯室で
その日は朝から落ち着きませんでした。今週末で結婚7年目です。レストランの予約は半年前に取っていました。子どもも楽しみにしていて、保育園の連絡帳に「おうちにかえったらおでかけ」と書いてあったのを、前夜に見たばかりです。
その日の午後、給湯室で後輩に呼び止められました。会社で、いつも明るく振る舞っている後輩です。
「先輩、今週末、結婚記念日でしたよね」
何気ない雑談だと思いました。ただ、夫の会社と名前まで知っていたので、少し違和感を覚えたのです。そのあとに続いた言葉に、自分でも処理が追いつきませんでした。
「実は私たち、ちょっと前から会ってるんですよね。彼、なかなか先輩に言えないみたいだったので。私から言ったほうが早いかなって。結局、私を選んでくれたんです」
「このネックレス、先輩が前にかわいいって言ってましたよね? 先輩は、おねだりしなかったんですか? 私は『かわいい』って言っただけで、すぐ買ってもらえました」
そう言って、後輩はスマホの画面をこちらに向けました。そこには、夫とのやり取りと、ネックレスを着けた後輩の写真が。
「早くちゃんと話すから、もう少し待って」
画面を直視するだけで精いっぱいでしたが、その一文だけは嫌でも頭に残りました。
見下しの言葉と、空っぽの感情
後輩は、笑いながら続けました。
「先輩より私のほうが女として見られてるみたいで。なんかごめんなさい♡ 先輩には会社でいつもお世話になってるのに」
私は、自分でも驚くほど落ち着いた声を出していました。
「そう、よかったね」
後輩の顔から、笑みが消えました。勝ち誇った表情が、ほんの一瞬で崩れたのがわかりました。
「は?」
その声には、驚きよりもいら立ちがにじんでいました。私が泣くか怒るかすると思っていたのでしょう。
「もう十分よ。教えてくれてありがとう」
返事をしたあと、自分の声が他人のもののように聞こえました。胸の奥は熱くなっているのに、顔だけが冷えていくようでした。
その日のことは、断片しか覚えていません。通常どおり午後の業務をこなしました。保育園のお迎えにも、いつも通りの時間に着いたのです。子どもが「ホテルランチ、あと何回寝たら行くの?」と聞いてきたとき、喉の奥が詰まりました。笑って答えたつもりでしたが、声が少し震えていたと思います。手をつないで歩く指先だけが、やけに冷たかったのを覚えています。
家に戻り、子どもの夕食を作りました。卵焼きを焦がしたのは、結婚してから初めてだったと思います。子どもを寝かしつけたあと、リビングで動けなくなりました。どうして私だけが、子どもの明日の準備をしながら、夫の裏切りまで受け止めなければならないのだろう、と思ったのです。
記念日の取りやめと、静かな準備
夫が帰宅したのは、日付が変わるころでした。私は、後輩から聞いた話と、彼女が着けていたネックレスのことを、声を荒らげずに伝えました。
夫は最初こそ「誤解だ」と言いましたが、後輩から見せられたやり取りの内容と、彼女が着けていたネックレスの話を具体的に伝えると、黙り込みました。しばらくして、夫は「本気ではなかった」と言いました。後輩に頼られて、まだ男として見られている気がして浮かれたのだと。言い訳にもならない言葉でした。
その瞬間、夫婦として何かが終わったのだと思いました。不倫そのものも許せませんでした。でも、子どもが指折り数えていた家族の予定の裏で、夫が別の女性とそんなやり取りをしていたことが、一番こたえました。
もう、この人を信じて家族を続けることはできない。そう思ったのです。週末のレストランはキャンセルし、子どもには「ママの体調がよくないから、また今度ね」とだけ伝えました。
そこから数週間、私は淡々と動きました。家計の通帳を整理し、児童手当や保育料の手続きについても、市役所で確認しました。スマートフォンに残っていたほかのやり取りも、別のクラウドに保存したのです。市役所の無料法律相談にも、平日の休みを取って足を運びました。夫や後輩への請求については、弁護士に任せることにしました。
夫には家を出てもらい、離婚については弁護士を通して話し合うことになりました。子どもとの面会交流についても、離婚協議とあわせて弁護士に相談しながら進めることに決めたのです。
それでも、夜になると不安が押し寄せました。養育費は受け取れる見込みがあるとはいえ、それだけで不安が消えるわけではありません。子どもとの生活を、自分の収入でどこまで支えられるのか。家計簿のページをめくる手が止まらず、数字を書き写しているうちに、ノートに涙がぽとりと落ちた夜もあります。保育園の延長料金、学資保険、家賃。足りない数字ばかりが目に入りました。
後輩からの「心配」
職場では、後輩と顔を合わせる日々が続きました。正直、耐えられませんでした。給湯室の前を通るだけで、あの日の声が耳に戻ってくるようでした。それでも、感情だけで辞めるわけにはいきません。子どもとの時間を守れて、今より収入面でも安心できる会社に移る必要がある。そう考えて、転職活動を始めたのです。
そのことを、後輩はどこからか聞きつけてきました。
「子持ちで時短勤務希望なんですよね? そういう人を、わざわざ採用する会社ってあるんですかね」
私は「心配ありがとう」とだけ返しました。書類選考で落ちるたびに、自分には何も残っていないような気がしました。履歴書を書きながら、隣の部屋で眠る子どもの寝息を何度も確認したのです。この子の生活だけは崩したくない。その気持ちだけで、何とか踏ん張っていました。
数カ月後、後輩からの「報告」
転職が決まり、夫とは別居したまま、弁護士を通して離婚の話を進めていました。後輩と夫の関係は、まだ続いているようでした。
そんなある日、後輩から連絡が来ました。
「先輩、転職先ってどんな会社なんですか?」
「子持ちの先輩を採用するくらいだから、結構ゆるい会社なんですかね」
返事をしないでいると、後輩は勝手に話を続けました。
「彼、明日、地元で有名な会社との商談を任されたんですよ」
「仕事もできるし、本当に最高〜。うまくいけば昇格に近づくらしくって」
私は、少しだけ沈黙してから言いました。
「じゃあ、明日の商談に来るのって、あの人なんだ」
「実は私の転職先、その会社なのよ。部長から、明日の商談に同席するよう言われているの。資料確認と条件面のチェックを任されていて、私も判断材料を出す立場なのよ」
電話の向こうで、後輩の声が止まりました。
商談の席と、財務資料
翌日の商談は、淡々と進みました。会議室に入った瞬間、夫の顔が固まったのを覚えています。資料を出す手が震えていました。動揺しないよう、用意していた質問を一つずつ確認しました。
商談後、提出された資料をもとに、部長とあらためて財務状況を確認しました。提出された資料を確認すると、当初は黒字見込みだった数字が赤字に転じていました。自己資本比率も低く、新規事業の伸び悩みが他の事業にも影響していることが、資料から見えてきたのです。
私は、夫が相手先の担当者であることも含めて、部長に事情を共有しました。そのうえで、数字と条件面だけを見て、契約を見送るべきだと伝えたのです。
「事情がある中で、よく冷静に対応してくれたね。判断材料も妥当だったと思う」
部長は、そう言ってくれました。
崩れていく2人
その日の夕方、後輩から電話が来ました。声が震えていました。
「契約を見送るなんて、ひどいですよ」
「あの人、昇格のためにすごく張り切っていたんです。大事なチャンスだったのに」
私は、詳しい事情には触れず、淡々と伝えました。
「私情で断ったわけじゃない。提出された資料や条件を踏まえて、会社として判断しただけ」
そう言うと、電話の向こうが静かになりました。
「それに、私の転職先を『子持ちでも入れるゆるい会社』みたいに言っていたよね。その会社の判断に、今さら情だけ求められても困るよ」
数日後、夫からも連絡が来ました。契約の見直しと、家庭のやり直しを頼む電話です。後輩はしつこかっただけ、付き合ったのは流されただけ、もう別れるつもりだ、家族の大切さを思い直した、と続けたのです。子どもにも会いたい、と。私は答えました。
「業務上の判断は変わりません」
それから、少し間を置いて続けたのです。
「それと、私生活でも、あなたとやり直す理由はありません。子どものことは、弁護士を通して話しましょう」
電話を切ったあと、私は着信履歴を閉じました。リビングから、子どもの「ママ、おなかすいた」という声が聞こえました。
あれから、夫の会社では噂通りの人員整理があり、夫も以前のような立場ではいられなくなったと人づてに聞いています。後輩は、夫から「家庭に戻りたい」と言われたうえ、職場でも居づらくなり、結局退職したそうです。私に見せつけるように話していた内容を自分から周囲に漏らしていたらしく、周囲の目は想像以上に冷たかったようです。離婚の手続きは、弁護士に任せて淡々と進めました。
記念日の翌週、私は子どもの夕食の卵焼きを焦がしました。リビングで動けず、自分のごはんは食べられませんでした。それでも今は、保育園の帰り道に夕飯の買い物をして、子どもと今日あったことを話せるようになりました。あのネックレスのことを思い出す日は、もうほとんどありません。家族の形は変わりましたが、私たちの生活は、少しずつ前に進んでいます。
◇ ◇ ◇
裏切りを知ったとき、本当はすぐに泣いたり怒ったりしたくても、現実には、子どもの夕食や翌日の準備など、感情より先に生活を回さなければならない場面もあるのでしょう。冷静に見えるからといって、傷ついていないわけではなく、必死に踏ん張っているのかもしれません。つらいときこそ、ひとりで抱え込まず、証拠を残す、相談先を探すなど、できることから暮らしを守っていきたいですね。
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
好意を抱くことと、相手やその家族の気持ちを無視して行動することは別物です。また、パートナーの裏切りに直面したときは、感情だけではなく、その後の生活や子どものことまで考えなければならない場合もあるでしょう。大きな問題に直面したときこそ、ひとりで抱え込まず、必要に応じて周囲や専門家の力も借りながら、自分や家族の暮らしを守るためにできることを冷静に考えていきたいですね。