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妻の連れ子「ママの浮気相手のほうがいい」町工場経営の私を見下す母娘→離婚後、2人が目を疑った理由

私は産業用モーターを製造する小さな会社を経営しています。経営者とはいっても現場に出ることが多く、毎日のように作業着で工場に立っていました。妻と、妻の連れ子である娘・C美との3人暮らしでしたが、妻はそんな私の仕事をどこか軽く見ている様子。そんな中、妻の不審な外出が増え、家庭と仕事の両方を見直す出来事が起きたのです。

 

明かされた浮気の事実

ここ数カ月、妻は休日や仕事終わりに出かけることが増えていました。帰宅時間も遅くなり、理由を尋ねても「友だちと会っているだけ」と詳しく話そうとしません。

 

ある日も、妻が出かける準備をしていました。私が「最近ずいぶん外出が多いけど、何かあるの?」と尋ねると、そばにいたC美が「別にいいじゃん。ママ、気にしないで行ってきなよ」と口を挟んだのです。

 

「どういう意味だ?」と聞き返すと、C美はあっさりと言いました。

 

「ママ、B村さんと付き合ってるんだよ。B村さんってB社の社長だし、あなたよりずっと余裕があるから」

 

妻は以前からB村さんを仕事関係の知人としてC美に紹介しており、3人で食事をしたこともあったそうです。C美はさらに、「B村さんのほうがよっぽどお金もあるし、話もおもしろいし。ママが浮気しても仕方ないよ」と続けました。

 

私は妻を見ました。しかし、妻はC美を止めるどころか、否定もしません。それどころか、「もう知られたなら仕方ないじゃない」と、どこか開き直ったような態度を見せたのです。

 

私は毎日現場に立つことを恥ずかしいと思ったことはありません。それでも、家族だと思っていた2人が私の仕事をそこまで軽く見ていたことには、言葉を失いました。

 

ただ、C美の話と妻の態度だけで、すぐにすべてを決めるつもりはありませんでした。まずは妻本人ときちんと話をすることにしました。

 

妻の言葉で決意した離婚

後日、妻と2人で話し合いました。私はB村さんとの関係について確認しましたが、妻は否定するどころか、私の仕事まで持ち出しました。

 

「あなたの会社なんて小さな町工場でしょう。B村さんは会社も大きい。私があの人に惹かれるのも当然だと思わない?」

 

妻にとって、会社の規模や経営者らしい見た目が、その人の価値を決める大きな基準になっていたようです。私はそこで初めて、浮気だけが問題なのではないと感じました。長年続けてきた仕事や、家族を支えるために働いてきたことまで軽く扱われていたことのほうが、私にはこたえました。

 

話し合えば関係を立て直せる可能性もあるのではないかと思っていましたが、妻の言葉を聞き、その気持ちはなくなりました。私は離婚の意思を伝え、その後、今後の進め方について弁護士に相談することにしたのです。

 

たしかにうちの会社は大企業ではありません。私自身、社長室に座っているより、現場で技術者たちと話しながら仕事をする時間のほうが長いくらいです。

 

一方で、会社では数年前から新分野に向けた製品開発を進めていました。これまで培ってきたモーター製造の技術を生かし、新たな用途への展開を目指して試作と改良を重ねていたのです。

 

妻は新製品の開発をしていること自体は知っていましたが、その進捗や取引先からの評価までは詳しく知らなかったようです。

 

 

「町工場」と見下された会社への評価

その後、離婚が成立しました。

 

ちょうどそのころ、会社では数年前から開発を続けていた新製品が新しい案件の受注につながり、別の企業からも問い合わせが入るようになっていました。仕事にも一区切りついたことで、私は以前から憧れていた赤いスポーツカーを購入することにしました。

 

もちろん、一つの製品が成功したからといって、会社が突然大企業になったわけではありません。それでも、「小さな町工場」と軽く扱われていた私たちの技術が認められ、長く取り組んできた開発が形になったことは、私にとって大きな出来事だったのです。

 

ある日、荷物を取りに以前暮らしていた家へ立ち寄ると、ちょうど妻とC美が家の前にいました。私が赤いスポーツカーから降りると、2人は目を丸くして車を見つめています。C美は思わず「え? その車、あなたのなの?」と声を上げました。

 

以前は、毎日作業着で働く私を見て「大した仕事ではない」と決めつけていた2人です。私は特に説明することもなく、「じゃあ、元気で!」とだけ言って、再び仕事へ向かいました。妻やB村さんがその後どうなったのか、私は詳しく知りません。今は、自分の会社とこれからの生活に目を向けています。

 

しばらくして、C美から連絡がありました。離婚後、自分が私に言ったことを振り返ることがあったようです。

 

「あのときはひどいことを言ってごめんなさい。会社の大きさとか、お金とか、見た目だけで人を判断してた」

 

謝罪を受けても、すぐに以前と同じ関係に戻れるとは思いませんでした。ただ、C美が自分の発言を振り返って謝ってくれたことは受け止め、今後の関係については時間をかけて考えていこうと思いました。

 

まとめ

今回の出来事で、私は長い間「家族なら、自分がどんな思いで仕事をしているのかわかってくれているはず」と思い込んでいたことに気付きました。実際には、妻は私の仕事について知っていても、そこにどんな積み重ねがあるのかまでは十分に理解していなかったのだと思います。

 

一方、仕事では会社の規模や肩書きではなく、製品や技術そのものを見て評価してくれる人たちがいました。

 

誰かから立派に見えることよりも、自分が納得できる仕事を続け、互いを尊重できる人との関係を大切にしたい。家庭と仕事の両方を大きく見直すことになりましたが、自分がこれから何を大切にして生きていきたいのかを考える転機になった出来事です。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

 

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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