妊娠を喜んでくれると思ったのに…
妊娠の報告をすると、義母は祝うどころか「私の計画では、29歳に1人目、31歳で2人目を産んでもらうつもりだったのに! 遅れるなんてどうしてくれるの!」とまさかの文句を言ったのです。
夫もそれに乗っかり「お前がグズグズしているからだろ。とりあえず1人目は絶対に男の子を産んでもらうからな!」と、私の味方をすることはありません。喜んでくれると思っていたので、とても悲しく、ショックを受けました。
妊娠中、つわりで動けない私に夫は「妊娠は病気じゃないって母さんが言っていたぞ。ゴロゴロ寝ていないで早く夕食を作れよ」と、寄り添う気がまったくありません。その後、安定期に入りつわりは落ち着きましたが、あまりにも思いやりのない夫の言動に、私の心はどんどん冷めていきました。
おなかの子が女の子だと知ると…
赤ちゃんの性別が女の子だと分かると、義母は「あれだけ男の子がいいって言ったのに! お前のおこないが悪いせいだ」と私を責め、夫は「マジで使えないやつだな」と嫌みを言いました。
陣痛がきたあと夫と産院へ向かい、あとから義母が到着。その後、36時間の難産に耐えた末に元気な女の子を出産しました。大変なお産だったけれど、目の前にいる小さくていとおしいわが子を大切に愛し続けていこうと心に誓った瞬間でした。
わが子と夫が感動の初対面になるかと思いきや、病室に入るや否や
「待たせすぎ! さっさと産めよ!」
「待ちくたびれて俺も母さんも寝不足だわ」とまさかの言葉が……。
あまりにもひどい言葉に、いら立ちを隠せませんでした。
そのころ、私の両親がちょうど産院に到着。廊下で二人の声を聞き 「なんてこと言うんだ! 命がけで出産した妻と子に向かって言う言葉か!」「娘が36時間も苦しんでいたというのに、労いの言葉ひとつないんですか!」と、大激怒! 夫と義母はバツが悪そうに帰って行きました。
すべて自分が蒔いたタネ…
実は、このとき既に私の離婚の意思は固まっていました。万一のために、夫と義母の数々の暴言を記録し、理不尽な行動について書いたメモを用意しています。
後日、私が離婚を突きつけると、夫と義母は大慌て! それも、離婚されたとなると体裁が悪いからに違いありません。私は慰謝料をしっかりと請求し、晴れてシングルマザーになりました。
会社に妻へのひどいモラハラがばれた夫は、同僚から白い目で見られるようになったよう。特に女性社員からの風当たりは強く、居場所をなくして退職したそうです。義母も私への身勝手な仕打ちがご近所さんや親戚の知るところとなり、すっかり孤立していると、よくしてくれていたご近所さんから聞きました。
今はふたりで肩を寄せ合い、アルバイト生活をしながら慰謝料の支払いに明け暮れているそうです。子どもの性別や生まれる年を勝手に決めていたようですが、それとはかけ離れた人生を送っているはず。全部自業自得だとわかってくれるといいのですが……。
▼新しい命の誕生という奇跡を前にしても、思い通りにならないからと暴言を吐くような人たちとは、縁を切って大正解でしたね。身勝手な振る舞いを続けた二人が自業自得の結末を迎える一方で、主人公にはこれからのびのびと子育てを楽しんでほしいものです。娘さんにたくさんの愛情を注いで、笑顔あふれる幸せな人生を歩んでいってほしいですね。
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。