警察官を名乗る男性から個人情報を求められて
ある日、自宅に警察官を名乗る男性が訪ねてきました。警察手帳を見せてもらいましたが、普段目にする機会がないため、本物かどうかは私には判断できませんでした。
その男性から「家族構成を書いてください」と言われ、住所や家族構成、緊急連絡先を用紙に記入するよう求められました。
見知らぬ相手に家族の情報を渡すことには抵抗があり、その場で書くのは不安だったため、用紙だけを受け取り、「少し考えます」と伝えて帰ってもらいました。
3日後の再訪問でさらに不安に
ところが、3日後、同じ男性が再び訪ねてきました。「これは緊急時に必要なものなので、皆さんに書いていただいています」と説明されましたが、私はまだ安心できませんでした。
以前、運転免許証の更新時にも、連絡先を記入する用紙を渡された記憶があったため、その経験を男性に伝えました。すると男性からは、「10年警察官をしていますが、そのような話は聞いたことがありません」と言われました。
その言葉を聞いても疑問は残り、私は男性が所属先として伝えた警察署名だけを確認し、再び帰ってもらいました。
3度目の訪問でも記入を断った
さらに約1週間後、同じ男性がもう一度訪ねてきました。3度も訪問されたことで、私はますます警戒するようになっていました。地域で犯罪や事故が起きた際には協力したいと思っているものの、家族構成や緊急連絡先を記入することには、どうしても不安が残っていたのです。
私は、「地域のために必要なことには協力します。ただ、この用紙には個人情報が多く、安心して書くことができません」と伝え、記入を断りました。男性はそのまま帰っていきました。
今振り返っても、訪ねてきた人物が本物の警察官だったのか、私にはわかりません。警察官を名乗る人物から警察手帳を見せられても、一般の人物がその場で本物かどうかを判断するのは簡単ではないと感じました。
一方で、交番や駐在所の警察官が家庭などを訪問し、非常時の連絡先などの記入を依頼する「巡回連絡」という活動があることも知りました。
まとめ
今回の経験から、不安を感じたときはその場ですぐに個人情報を渡さず、相手の所属や氏名を確認したうえで、自分で調べた警察署の代表番号に問い合わせる方法があると知りました。私は、安心できないまま記入することは避けました。その場で判断を急がず、自分が納得できる形で確認することの大切さを実感した出来事でした。
【編集部より】
交番や駐在所の警察官が家庭や事業所を訪問し、防犯や事故防止に関する情報を伝えたり、住所・氏名・非常時の連絡先などを記入する「巡回連絡カード」への協力をお願いしたりする「巡回連絡」という活動があります。訪問者が本当に警察官か不安な場合は、その場で個人情報を伝えず、所属する警察署や部署、氏名などを確認したうえで、自分で調べた警察署の代表番号に問い合わせる方法があります。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:有村理沙/40代女性・アルバイト
イラスト:アゲちゃん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
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