まずご紹介するのは、大学時代の友人に誘われ、仕事帰りに合コンへ参加した女性のお話です。急な誘いだったためジャージ姿で向かったところ、友人から笑われてしまった女性。しかし、その場にいた男性が放ったひと言で、空気が一変して……。
合コンにジャージで参加すると、友人から笑われて…
私はスポーツ用品メーカーの広報部で働いています。仕事柄、自社商品の着用テストをすることも多く、ジャージで過ごすこともよくありました。
ある日の休憩中、大学時代の友人・A子から突然電話がかかってきました。
「今日、合コンあるんだけど来ない? 1人来られなくなっちゃって!」
その日もジャージを着ていて、替えの服も持っていませんでした。仕事も遅くなりそうだったため、「今日はちょっと……。ジャージで行くことになっちゃうし」と断ろうとしましたが、A子は「そんなの誰も気にしないって」と何度も頼んできたのです。
結局、私は「少し遅れるけど、顔だけ出すね」と伝え、仕事終わりにそのまま向かうことにしました。
「本当にその格好で来たの?」
店に入ると、A子たち女性陣の視線が一斉に集まりました。
「えっ、本当にその格好で来たの?」
「せめてメイクくらいどうにかならなかったの?」
冗談めかしてはいましたが、明らかに笑われているのがわかり、居心地の悪さを感じました。
それでも私は席につき、簡単に自己紹介をしました。しばらく会話をしているうちに学生時代の話になり、ひとりの男性から「何かスポーツをしていたんですか?」と聞かれました。
「高校までは陸上をやっていました」と答えると、男性陣の中でも特に目立っていたB男が、驚いたように私の顔を見て……。
「もしかして…」
「もしかして、××高校の○○さん(私)ですか? インターハイで優勝してましたよね?」
B男は学生時代に陸上をしており、私が出場した決勝を見ていたそうです。私が「そうです」と答えると、B男は驚いた様子で、「まさかこんなところで会えるなんて。サインもらっていいですか?(笑)」と冗談っぽく言いました。
そのひと言をきっかけに、ほかの男性たちも「インターハイ優勝ってすごい!」と興味を持ってくれ、会話は一気に盛り上がりました。
私は高校3年の終わりにケガをして競技をやめたことなどを話しました。A子には高校時代のことを詳しく話したことがなかったため、驚いた様子で聞いていました。
「さすがにないわ」の真意は…
するとA子が笑いながら、「でも大事なのは今じゃない? 合コンにジャージで来ちゃうようじゃねぇw」と言いました。
その瞬間、男性陣の表情が曇ったのがわかりました。
するとB男が静かに、「……さすがにないわ」とひと言。A子は自分に同調してもらえたと思ったのか、得意げな表情を浮かべました。
しかしB男が続けたのは、「服装より、友だちをバカにするような言い方のほうがないと思う」という言葉でした。
予想外だったのか、A子の表情は一瞬で固まりました。「そんなつもりじゃ……」と笑ってごまかそうとしましたが、場の空気はすっかり変わっていました。
合コンのあと…
お開きになるころ、B男が私のところへ来て、「よかったら連絡先を交換しませんか」と声をかけてくれました。
それを見たA子も「私もいいですか?」と割って入ろうとしましたが、B男はそのまま私とのやり取りを続けていました。A子は気まずそうにスマホを引っ込め、何も言えない様子。
後日、B男から食事に誘われ、何度か会うようになりました。自然体でいられる相手だと感じており、今後も良い関係を築けたらと思っています。
一方、A子とはあの日以来、連絡を取っていません。
今回の出来事を通して、無理によく見せることよりも、相手への思いやりや誠実さのほうが大切なのだと感じました。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
◇ ◇ ◇
1本目では、友人の失礼な言葉を、その場にいた男性がきっぱり指摘してくれました。
一方、続いて登場するのは、裕福な男性との婚約をきっかけに、幼なじみへの態度まで変わってしまった女性です。以前は一緒に笑い合っていた友人から突然「庶民扱い」され、さらには結婚式後、ご祝儀の追加まで求められて……。
裕福な男性と婚約した友人が豹変→「ご祝儀は最低10万円」

私とA子、B子は幼なじみで、学生時代から何でも話せる仲でした。
社会人になってからも交流は続いており、ある年のA子の誕生日には、以前3人で行って「おいしい」と話していたピザ屋を予約しました。
ところが店を伝えると、A子から返ってきたのは、「店が微妙。私はパス」という言葉。
以前は喜んでいたのにと不思議に思っていると、A子は得意げにこう言いました。
「私、婚約したんだ。相手の実家は会社経営してるの。だからもう、前と同じ感覚では付き合えない」
さらに、「友情は大事にするタイプだから、友だちではいてあげる」とまで。私もB子も、言葉を失いました。
「結婚式に招待してあげる」
それ以降、A子からはセレブのような生活をアピールする話が増え、私たちを庶民扱いするような発言も目立つようになりました。
そんな中、A子から届いたのが、「結婚式に招待してあげる」という連絡です。さらに、「ご祝儀はそれなりにお願いね」と念押しまでされました。
すでにA子とのやり取りに疲れていた私たちでしたが、「昔からの仲だし、結婚式で一区切りにしよう」と考え、出席することにしました。
数カ月後、A子の結婚式へ。会場は華やかで、披露宴も豪華なものでした。
翌日「ご祝儀、少なくない?」
ところが式の翌日、私とB子のもとにA子から怒りのメッセージが届きました。
「ご祝儀、少なくない?」
私たちはそれぞれ5万円を包んでいました。
しかしA子は、「彼の友だちはもっと包んでる。最低でも10万円だよ?」「あと5万円ずつお願いね。振込でいいから」と追加で請求してきたのです。
私は、「申し訳ないけど追加はできないよ。お祝いの気持ちで包んだものだし、それ以上を請求するのは違うと思う」と返しました。
B子も「これ以上は無理」と伝えましたが、A子は納得しません。
「こっちはお金をかけて式をしてるんだよ?」「恥をかくのは私なんだけど」と、まるで私たちが悪いかのように言ってきました。
その言葉を聞き、長年の友人なのに、私たちの気持ちよりお金ばかりを気にしているように感じ、悲しくなりました。
A子の夫から突然の電話
その後、私もB子もA子との連絡を絶ちました。
するとしばらくして、A子の夫から突然電話がかかってきたのです。
「5万円も包んでくださったのに、A子が追加で請求したそうで……。失礼なことをして申し訳ありません」
どうやら、私たちが連絡に応じなくなったことで、A子が夫に「友だちが追加の5万円を払ってくれない」と愚痴ったようでした。
事情を知った夫は、「ご祝儀は気持ちなのに、請求するのは違う」とA子を注意し、私たちにも謝罪してくれたのです。
電話の向こうでは、A子が泣きながら「ごめんなさい」「もう言わないから」と訴えていました。
しかし、その言葉を聞いても、以前のような関係に戻りたいとは思えませんでした。
幼なじみだからといって、何をされても許さなければならないわけではありません。今回のことをきっかけに、私はA子とは距離を置くことにしました。
今では、それでよかったと思っています。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
◇ ◇ ◇
今回ご紹介した2つのエピソードでは、どちらも長く付き合ってきた友人から、見下すような言葉を向けられていました。
親しい間柄だからこそ、「これくらいなら」と受け流してしまうこともあるかもしれません。しかし、相手への敬意がなくなってしまえば、それまでと同じ関係を続けるのが難しくなることもあります。
付き合いの長さだけにとらわれず、自分が無理なく付き合える距離を考えることも、ときには大切なのかもしれません。
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