親しげなショートメールのやりとりを偶然に発見




私は40代。元夫とは結婚20年目に離婚しています。
元夫の不倫の疑いを強めたのは、ふとしたことがきっかけでした。ある日、次女が元夫のiPadで遊び、そのまま放置していました。私は何げなくそれを手に取ると、偶然、怪しげなショートメールのやりとりが目に入ったのです。
メールのやりとりは、私が元夫の不倫を疑うようになったころに始まっており、とても親しげな内容でした。私の胸のざわつきは一層大きくなりました。元夫を問い詰めても「何もない」の一点張り。しかし、決定的証拠があるわけではなく、それ以上追及できませんでした。
それから約1週間後。突然、元夫が
「そんなに疑うなら、本人に電話して聞いてみれば?」
と提案してきます。私は耳を疑いました。不倫をしている人が、妻にその相手へ直接電話をかけさせるでしょうか。一瞬、「もしかして本当に何もないのかもしれない……」と思いました。
しかし、ショートメールが発覚してから1週間もたって提案してきた点は気になりました。今思えば、口裏合わせの時間だったのかもしれません。当時の私はそこまで考えが及ばず、「とにかく、本人が説明してくれるなら」とメール相手に電話をかけたのです。
「LINEは?いつから?」と尋ねると言葉に詰まる…
電話に出た女性は、落ち着いた口調で話し始めました。「奥さんが疑っているような事実はありません」。その言葉を聞いて、私は尋ねました。
「主人のLINEの友だちリストにあなたの名前が見つかりませんでした。でも、少し前から突然ショートメールでのやりとりが始まっています。それ以前はLINEなど別の方法で連絡を取っていたのではないでしょうか?」
さらに私は続けます。「もし主人とLINEをしていたなら、履歴は残っていますよね。いつごろから連絡を取っていたのかだけ、教えてください」と聞きました。すると女性は「ええと……ちょっと待ってくださいね……」と、急に言葉に詰まり始めます。
そして、しばらく沈黙の後「わかりません。携帯を替えたので履歴はありません」と小さな声で答えました。私が「え? LINEは利用されていたんですよね? 新しい携帯に引き継がなかったんですか?」とさらに確認すると、それまで穏やかだった女性の態度が一変したのです。
「失礼でしょ!」と急に口調が一変
「失礼じゃないですか? 何だかいきなり……!」女性は明らかに不機嫌な声になりました。
私が尋ねたのは、いつからLINEをしていたのか、それだけでした。私は、隠すことがないなら、履歴が残っていれば確認して答えられるのではないかと思いました。それだけに、突然こちらを責めるような口調に変わったことが引っかかりました。
その態度に大きな違和感を覚えましたが、ここで感情的になっても意味はありません。私はそれ以上言い返すことなく、「わかりました」とだけ伝えて電話を切りました。受話器を置いた瞬間、胸の中では答えがほぼ固まっていました。
今振り返ると、元夫はこの電話で自らの潔白を証明し、私を安心させようとしたのかもしれません。私は、2人が事前に話を合わせていたのではないかとも感じました。
しかし、女性は元夫とLINEで連絡を取っていたかどうかや、その時期について明確に答えず、最後には強い口調になりました。このとき、元夫への不信感は、もはや拭い去ることができないものになったのです。これをきっかけに半年後に離婚が成立しました。
まとめ
人は事実を隠そうとすると、話のつじつまが合わなくなるものです。冷静に質問を重ねていく中で、説明に詰まると対応が変わり、最後には感情的になる様子から、私は、言葉だけでなく態度が真実を物語ることもあるのだと感じました。
相手の言葉をそのまま信じるのではなく、不自然な点がないか落ち着いて見極めることの大切さを、この出来事から学んだのです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:石川 ふみか/40代・会社員。4歳年上の元夫と結婚20年目に離婚。2008年生まれの女の子と2011年生まれの女の子の子育て中。子育てに追われつつも、コンビニの新商品チェックだけは欠かさない自称・コンビニマニア。
マンガ:あさうえさい
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
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