初めてのお産。気持ちよくスタートラインに立つために、冷静に行動できるといいですよね。今回は、出産を控えた私が、入院までにやっておいてよかったことをお伝えします。
お風呂やごはんを済ませておく
不規則だったおなかの張りが15分間隔へと変わっていきました。そろそろ本格的な陣痛が始まりそうです。いよいよお産だと思うと、ドキドキが止まりません。
ジッとしていると痛みを感じやすいため、私はお風呂に入ってリラックスしました。そして食べられるだけごはんも食べておきました。何か気をそらせることをすると気分が変わります。
入院準備グッズの再確認と家族への連絡
事前に準備した入院準備グッズの最終チェックをおこないました。ひとりのときは荷物を最小限にし、あとで家族に届けてもらってもいいですね。
また、パパや家族が一緒にいない場合、どのタイミングで連絡するのか打ち合わせておくこともポイントです。私は里帰り出産だったため、入院が決まってから夫に連絡をしようと思っていたのですが、自分から連絡をする余裕すらありませんでした。スムーズに連絡し合える準備も必要だと感じます。
産院へ連絡したときに聞かれることを確認しておく
入院前に事前に産院へ電話をするときは、名前と出産予定日のほか、診察券番号や陣痛の間隔、産院までの所要時間などを聞かれました。スムーズに答えられなかったこともあり、電話で聞かれることを把握しておくべきだったと感じました。思ったよりも細かいことを聞かれることも多いとか。
電話での声の調子も、産院に向かってもらうかの大切な判断要素のようです。私の場合、声が元気そうだからと最初の電話をしたときは入院にはなりませんでした。結果的には3回目の電話でようやく入院OKに。
陣痛の間隔が狭まってくると、心に余裕がなくなっていました。最後、産院へ電話をしたときは落ち着いて答えられないほどでした。冷静になることから意識したいですね。あとは自然に身を任せるだけ。もうすぐ会える赤ちゃん、楽しみですね!
イラスト:ニシカタ
著者:田中由惟
一男一女の母。二人目の出産を機に食品会社を退職。現在は子育てのかたわら、記事執筆をおこなう。趣味はスポーツとピアノ、美味しいものを食べること。