何かと私を見下してくる先輩
私が新しい仕事を任されると、先輩は決まって「そんな難しい仕事、できるの?」と言ってきました。
少しでもミスをすれば、「やっぱり無理だったんじゃない?」と、わざと周囲に聞こえるような声で言うこともありました。
最初のうちは、気にしないようにしていました。しかし、毎日のように嫌みを言われているうちに、私は次第に自信を失い、「本当に自分にはできないのかもしれない」と思うようになっていきました。
新しいプロジェクトの担当者に選ばれた私
ある日、上司から、新しいプロジェクトの担当者を決めると聞かされました。すると先輩は、「私のほうが経験も長いので、私が担当したほうがいいと思います」と申し出ました。
私は当然、経験の長い先輩が選ばれるのだろうと思っていました。ところが、上司が指名したのは私だったのです。「今回はあなたにお願いしたい。これまでの仕事ぶりを見て、適任だと判断しました」と言われた瞬間、先輩は不満そうな表情を浮かべました。
その後も、「本当に大丈夫?」「失敗したら大変だよ」と、私を不安にさせるような言葉を繰り返しました。それでも私は、周囲の人たちに協力してもらいながら、懸命にプロジェクトを進めました。
実際の仕事ぶりが評価されて
数カ月後、プロジェクトは無事に完了しました。取引先からも高い評価をいただき、上司からは、皆の前で「今回の成功は、あなたの努力のおかげです」と言ってもらえました。
その言葉を聞いた瞬間、これまで先輩から言われ続けてきた「あなたには無理」という言葉が、すべてどうでもよくなりました。
後から聞いたところでは、先輩は私について、「経験が浅く、仕事ができない人だ」と周囲に話していたそうです。しかし、最終的に上司が評価の基準にしたのは、周囲で何を言われているかではなく、私の実際の仕事ぶりでした。
まとめ
あの経験以来、私は誰かに否定的なことを言われても、すぐに「自分には無理だ」と決めつけないようになりました。人の言葉に自信を奪われるのではなく、まずは自分にできることに精いっぱい取り組もうと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:皆川よし子/50代女性・会社員
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
※一部、AI生成画像を使用しています。
シニアカレンダー編集部では、自宅介護や老々介護、みとりなど介護に関わる人やシニア世代のお悩みを解決する記事を配信中。介護者やシニア世代の毎日がハッピーになりますように!
シニアカレンダー編集部
「人生100年時代」を、自分らしく元気に過ごしたいと願うシニア世代に有益な情報を提供していきます!