胸が締めつけられた娘のひと言
授業参観を終え、娘と手をつないで家へ向かって歩いていたときのことです。
「ママは、お友だちのママより、おばあちゃんみたいだね」
娘から何の悪気もなく放たれたそのひと言が、胸に深く突き刺さりました。
家に着いて洗面台へ向かい、鏡に映る自分の顔をじっくり見てみると、目尻の小ジワや、疲れがにじむような肌のくすみが目立っていました。
鏡に映る顔に、仕事と家事に追われ、自分のケアを後回しにしてきた日々が表れているようで、改めて現実を突きつけられた気がしました。
自分の「老い」を意識した日
それからというもの、一歩外へ出て周りを見渡すたび、おしゃれを楽しむ若々しい雰囲気のお母さんたちが目に入るようになりました。
一方の私は、機能性を優先した地味な服装に、十分に手入れが行き届いていない髪。
娘の言葉に悪気がなかったからこそ、そのひと言は、私が長い間見て見ぬふりをしてきた「老い」を、はっきりと意識させたのです。
踏み出した小さな一歩
鏡に映る自分の姿を思い出すたびに、ショックと同時に「このままでは終わりたくない」という気持ちも湧いてきました。子どもにとって、いつまでも自慢できるママでいたい。その思いを胸に、私は数年ぶりに新しいリップを買いに出かけました。
まとめ
娘のひと言をきっかけに、私は外見の変化だけでなく、家族を優先するあまり、自分の気持ちまで後回しにしていたことに気付きました。数年ぶりに新しいリップを選んだ時間は、自分を大切にするための小さな一歩になったように思います。これからは家族のためだけでなく、自分自身のためにも、おしゃれやケアを楽しみながら、笑顔で毎日を過ごしていきたいです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:一ノ瀬いちか/40代女性・会社員
イラスト:はせがわじゅん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
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