「玉の輿だ!」妻の不倫に義両親も大喜び
ある日のこと、妻が突然「会社の社長と付き合ってるの。あなたとは離婚する」と言い出しました。
妻によると、相手の社長から「妻とはうまくいっていない」「一緒になれたらいいね」と言われているとのこと。すっかりその言葉を信じ込んだ妻は、「あなたと一緒にいるより、社長夫人になったほうが幸せ」と言い放ったのです。
あまりに身勝手な発言に絶句した私でしたが、その後、妻が両親にも事情を話すと、さらに耳を疑う反応が返ってきました。事情を聞いた義両親は娘を責めるどころか、「社長なんて最高じゃない!」「玉の輿だ! よくやった!」と大喜び。さらに私に向かって、「娘もようやくいい相手を見つけたな」とまで言ってきたのです。
信じられない義家族の態度に呆れ果てた私は、これ以上ここにいては娘にもよくないと考え、娘を連れて家を出ることにしました。一方、妻は「次は社長夫人よ」とすっかり浮かれ上がり、周囲にも勝ち誇るように自慢して回っていたようです。
「玉の輿」のはずが一転…元妻を待っていた現実
その後、話し合いの末に離婚が成立し、娘は私と暮らすことに。元妻は待っていたとばかりに、社長へ結婚の話を切り出したそうです。しかし、返ってきたのは思いもよらない言葉でした。
「妻と離婚して君と結婚するなんて、一度も言ってないけど」
実は、社長には家庭を捨てるつもりなどなかったのです。「一緒になろう」という言葉も、元妻が期待していたような約束ではなかったようでした。さらに、2人の関係は社長の妻にも知られてしまい、元妻は慰謝料を請求される事態に。
「玉の輿だ」と浮かれていた義両親も、「結婚してくれるんじゃなかったの!?」と大慌て。そして今度は私のもとへやって来ると、一部始終を話したうえで、「娘がすっかり落ち込んでいて……娘を助けてやってくれないか」と頼み込んできたのです。
しかし、私はきっぱりと断りました。「社長なんて最高だ、玉の輿だって喜んでいましたよね。もう彼女とは他人です。僕は娘との生活を守ることしか考えていません」そう言うと、義両親は何も言い返せず、黙り込んでしまいました。
「離婚してよかったね」娘の本音
怒涛の騒動からしばらくたち、娘との新しい生活にもすっかり慣れました。以前は、妻が家を空けることが増えるにつれ、家の中にはどこか落ち着かない空気が漂っていて……。しかし今では、娘と何げない会話を交わしながら、穏やかな毎日を過ごしています。
そんなある日、リビングでくつろいでいると、娘がふと私の顔を見て言いました。
「パパ、離婚してよかったね。最近よく笑ってるし、ママがいたころはおうちが暗かったし……。私、今のおうち好きだよ」その言葉を聞いた瞬間、胸のつかえがスッと取れたような気がしました。
娘の明るい笑顔を見ながら、私はあのとき離婚を選んでよかったと、心から思ったのでした。
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目先の条件や自分の気持ちだけを優先して行動すると、パートナーだけでなく、子どもにも大きな影響を与えてしまうことがあります。家庭の状況が変わるときこそ、子どもが安心して過ごせる環境を第一に考えたいもの。また、自分の行動が家族にどのような影響を与えるのかを考え、責任ある行動を心がけたいですね。
【取材時期:2026年9月】
※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。