義実家でなぜか私だけ違う食事が…
義母とは、普段からそこまで仲が悪いわけではありません。それでも義実家で食事をするたび、なぜか私だけ違うものを出されることがありました。
夫や子ども、義父母には炊きたてのご飯。それなのに私のお茶碗には、冷蔵庫に残っていたご飯を電子レンジで温めたもの。うなぎを食べた日には、家族には国産のうなぎが用意されているのに、私の分だけ別の商品が用意されていたこともありました。
食事を用意してもらえること自体はありがたいですし、温め直したご飯や、食材そのものに不満があるわけではありません。ただ、「どうして私だけ違うのだろう」と思うたびに、「私は同じ家族として扱ってもらえていないのかな」と寂しい気持ちになりました。
夫に相談すると「気のせいじゃない?」
ある日、「お義母さん、私も手伝いますよ」とキッチンへ向かおうとすると、義母は、
「いいのいいの! 今日くらいゆっくり座ってて!」と私を止めました。
けれど、オープンキッチンなので、私の席からは準備の様子がよく見えています。義母が家族の分とは別に私の食事を用意しているところも、すべて見えていました。
帰宅後、私は夫にこれまでのことを話しました。すると夫から返ってきたのは、「え? 気のせいじゃない? 母さん、昔から俺の友だちにも分け隔てなく接する人だったけど」という言葉でした。
夫の友だちにどう接していたかと、今の私に対する義母の対応は別の話です。私は義母の悪口を言いたかったわけではなく、ただ「それは嫌だったね」と、まずは私の気持ちを受け止めてほしかったのです。
それなのに「気のせい」と言われ、義母だけでなく夫に対してもモヤモヤが残りました。
再び義実家へ。夫が目にしたものは…
しばらくして、再び家族で義実家を訪れ、夕食を食べることになりました。いつものように義母から「座ってて」と言われたため、私はリビングで子どもたちと待つことに。
すると、飲み物を取りに夫がキッチンへ向かいました。
ちょうどそのとき、義母は炊きたてのご飯を家族のお茶碗によそい終え、私のお茶碗にだけ冷蔵庫から取り出した残りご飯を入れようとしていたのです。その様子を見た夫が、「母さん、それ何?」と声をかけました。
義母は少し驚いた様子で、「昨日のご飯が残ってるから。もったいないでしょう?」と答えました。すると夫は、「じゃあ、それ俺が食べるよ。妻には炊きたてのご飯をよそって」と言ったのです。
義母は「そこまでしなくてもいいじゃない」と言いましたが、夫は引きませんでした。
「でも俺たちは炊きたてで、妻だけ毎回残り物なのはおかしくない? 前に妻から聞いたとき、俺は『気のせいじゃない?』って言ったけど、気のせいじゃなかったんだね」
夫の言葉に、義母は何も返しませんでした。私は気まずい気持ちもありましたが、ようやく夫にもわかってもらえたことに、ホッとしました。
その日の帰り道、夫から、「ちゃんと話を聞かなくてごめん。実際に見て、やっとわかった」と謝られました。それ以降、義実家で私だけ違う食事を出されることはなくなりました。
私が求めていたのは、炊きたてのご飯や高価な食材ではありません。ただ、家族のひとりとして、みんなと同じように扱ってほしかっただけ。最初は「気のせい」と言っていた夫が自分の目で状況を確かめ、私の気持ちを理解してくれたことで、ずっと抱えていたモヤモヤもようやく晴れました。
◇ ◇ ◇
家族の中で「自分だけ扱いが違う」と感じることが続けば、寂しさやモヤモヤが積み重なってしまうことがあります。違和感を抱いたときにはその気持ちを伝え、相談された側も「気のせい」と決めつけず、まずは話に耳を傾けることを大切にしたいですね。
著者:田辺美優/30代女性・在宅業務委託。3歳と6歳の一男一女を育てる母。Webメディア関係の仕事をしています。趣味はバドミントン。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年9月)
※AI生成画像を使用しています
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