じわじわ距離を詰める男性
その日の電車内はそれなりに混雑していて、多くの人がスマホを見たり、ぼんやりと過ごしたりしていました。そのとき私の目に、ドア付近に立っていた女性と、その近くにいた男性が目に入りました。
最初は偶然かと思う程度の距離でしたが、電車が揺れるたびに、男性が少しずつ女性へ近づいているように見えました。その動きは、見ている私が不自然に感じるほどでした。
女性が見せた一瞬の視線
それでも女性は何も言いませんでした。ただ、一度だけ男性のほうをちらりと見ました。その視線がとても印象的だったのです。まるで「気付いていますけど?」と伝えているかのような、強い意思を感じさせる視線に見えました。その後も女性は騒ぐことなく、その場に立ち続けていました。
次の駅で起きた出来事
やがて次の駅に到着しました。ドアが開き、女性が降りるのかと思ったその瞬間です。「パァンッ!」と、車内に響き渡るほど大きな音が鳴りました。女性が男性の頬を平手で打ったのです。突然の出来事に、車内は一瞬静まり返りました。
男性は驚いたように動きを止め、周囲の人たちも突然の出来事に驚き、車内は一瞬静まり返りました。
女性は何も言わないまま電車を降り、そのままホームの人混みの中へ消えていきました。静まり返っていた車内は、数秒後にざわつき始めました。男性は頬を押さえたまま、その場に立ち尽くしていました。
まとめ
突然響いた大きな音と、その後の静まり返った車内の様子は、今でも鮮明に覚えています。ただ、女性と男性の間に何があったのかは、目撃した私にはわかりません。異変を感じたとき、自分や周囲の人の安全を守るためにどのような行動が取れるのかを考えるきっかけになった出来事でした。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
著者:井上さやか/50代女性・主婦
イラスト:ほや助
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
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