「まだ?効率悪いな〜」買い出し中にブツクサ言う夫
我が家では週末、一週間分の食材や日用品を買いに夫と二人でスーパーへ行くのが恒例となっています。
買い物の進め方は夫婦で全くの正反対。夫はいかに短時間で買い出しを終えられるかに命をかけているようなタイプで、とにかくサクサク効率よく進めたい人。
一方の私は、商品をじっくり見比べたいタイプ。「あれも買いたいな」「やっぱあっちに変更しようかな」と途中で引き返したり、棚の前でじーっと吟味したりしたいのです。
そんな私にしびれを切らした夫は、買い物の最中に「まだ?効率悪いな〜」とブツクサ文句を言ってくることもしばしば……。
(そんなに急がなくてもいいじゃない……)と思いながらも、毎回気まずい思いをしていました。
「おい!何やってるんだよ!」突然の怒声に呆然…
ある日の買い出しでのこと。買い物を終えてレジへ向かうと、比較的空いているレジがあったので、私はそのままその列に並びました。
すると突然——。
「おい!何やってるんだよ!」
背後から夫の大きな声が響き渡り、私は思わずびっくり!周囲の視線も一斉にこちらに集まりました。
(え……?急に大声出してどうしたの?普通にレジに並んでるだけだけど……?)
突然の叱責に私が呆然としていると、夫はイライラした様子でこう言いました。
「よく見ろよ!そのレジ、『研修中』って書いてあるだろ!進みがめっちゃ遅いんだよ!」
見ると確かに、私が並んだレジの店員さんの胸元には「研修中」の名札があり、慣れない様子で一つひとつ丁寧に対応していました。
実は夫、いつもそのスーパーで“めちゃくちゃレジ打ちが速い店員さん”を1〜2人しっかり把握しており、買い物終わりには必ずその人を探し出してその列に並ぶという徹底ぶりだったのです。
研修中の店員さんにも聞こえてしまったのではないかという申し訳なさと、周囲からの視線で、私の顔は恥ずかしさのあまり真っ赤になりました。

後ろにいた「おばさま」の神対応にスッキリ!
するとその時、私たちの後ろに並んでいたおばさまが、優しく微笑みながら夫に声をかけてくれたのです。
「旦那さん、そんなの数分の差よ。店員さんも一生懸命頑張ってくれているんだから、ゆったり待ちましょう。おしゃべりでもしてたらあっという間よ」
周りを気遣いつつ、温かく包み込むようなおばさまの言葉に、大声を上げていた夫も思わずハッとした表情に。先ほどまでのトゲトゲした雰囲気が一気に和らぎ、私の心もすーっと軽くなりました。
夫にとってスーパーでの買い出しは、「いかに効率よく、お得に済ませるか」というゲームのような感覚だったようです。
しかし、おばさまからの温かい一言でハッと我に返った夫は、自分の言動を反省。それ以来、夫がスーパーで私を急かすことは、少しずつ減っていきました。
あのとき声をかけてくれた見知らぬおばさまのおかげで、あんなに窮屈でストレスだった夫との買い出しが、今では二人で楽しく会話をしながら回れる時間になりました。心から感謝しています!
※AI生成画像を使用しています。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。