最先端治療をうたう歯医者へ
虫歯治療のために行ったのは、学生時代に通っていた地元では有名な歯医者。就職してからは、帰りに通いやすい、会社の最寄りの歯医者に通っていましたが、退社してからしばらくたち、わざわざ電車に乗って治療に行くのも……と思い、以前通っていた地元の歯医者に再度行くことにしたのです。
久しぶりに治療に行くこととなった地元の歯医者は、開院当時からその時代の最先端の機器や設備を積極的に取り入れており、痛くない治療をモットーにしています。治療用の椅子1つとっても、角度や高さを細かく調整できたりして、以前訪れたときよりもぐっと進化していました。
最初は一般的な治療
まずは、歯のエックス線検査をして、現状の説明を受けました。虫歯が悪化し、神経を抜かなければいけない状態とのことで、数カ月かけて根管治療(歯の神経の治療)をしていきますと説明を受けました。
根管治療では、炎症や感染が生じた歯髄を取り除き、根管内を清掃・消毒した後、根管充填材で封鎖するという流れになると、歯科医師から説明を受けました。
局所麻酔を受け、虫歯の部分を削ることに。しかし、虫歯が神経まで達していたためか、麻酔をしていても強い痛みを感じ、半泣きの状態で治療を受けました。
1回目の治療費は初診料を含めて5,000円ちょっと。主婦には痛い金額ですが、歯の痛みに比べると……と泣く泣く治療費を支払いました。
根管治療以外の処置も加わり…
今回の治療は根管治療で、最初の数回は治療後に痛みが生じました。そのため、2〜3日おきに歯医者に通うことになりましたが、毎回2,000~3,000円の治療費に。
これまでも根管治療を受けた経験はありますが、「以前は消毒だけなら1,000円もしなかったような……」と思いつつも、時代もあれから変化したし治療費も値上がりするよね、と支払っていました。
しかし、治療が進み、痛みも治まってきたころ、「再度、エックス線検査をしましょう」と言われました。また、「今日は時間があるので歯石を取りましょう」「今日はブラッシング指導をしましょう」と、根管治療以外の処置も案内されるようになりました。
まだ小さい子どもを実家に預けて通院していたため、根管治療以外の処置に時間を取られることにも困りました。そして週2回ほど通い、毎回4,000円~5,000円ほどの治療費を払うため、金額面でもかなり厳しくなっていったのです。
また、なかなかかぶせ物をする段階に進まず、根管治療や歯石取り、エックス線検査などでその日の診療が終わることが多い点にも、次第にいら立ちを覚えるようになりました。
治療内容や費用に疑問を抱いた
毎回、治療以外のオプションにばかり時間を取られることや、内容の割に高額な治療費に疑問を抱いた私はあるとき、たまたま道で会った元歯科衛生士のママ友に、自分が通っている歯医者について相談してみることに。
するとママ友から「高過ぎない? 神経の治療だけなら、そこまでかからないと思う。疑問に思っていることを一度確認してみては」と言われ、さらに不信感が増したのです。ただ、ママ友が実際の診療内容や明細を確認したわけではないため、処置や費用が適切だったかどうかまでは判断できません。
その後、通常の治療に加えて再び歯石取りを案内されたため、歯石取りやエックス線検査を2回に1回ほどおこなう必要があるのかと尋ねました。その上で、時間がないため必要最低限の処置にしてほしいこと、治療の進み方や費用に負担を感じていること、この状況が続くなら転院も考えていることを伝えました。
医院からは、エックス線検査は治療の段階を確認するためにおこなっており、かぶせ物をする時期や治療費も他院と大きくは変わらないとの説明がありました。歯石取りやブラッシング指導については、医院としてはよかれと思って案内しているもので、不要なら断って構わないと言われました。
その日から何となく治療のペースも上がり、すぐに歯のかぶせ物をすることに! また、歯石取りやブラッシング指導も省略されるようになったため、治療費も若干ですが下がり、3カ月かけてやっと虫歯治療が終了したのです。
まとめ
最先端の治療をうたう歯医者だったため期待していましたが、実際には麻酔をしても強い痛みを感じ、根管治療以外の処置が加わることにも時間的・金銭的な負担を感じました。3カ月の通院は私には長く感じられましたが、疑問に思った時点で、処置の目的や費用、今後の見通しをもっと早く確認すればよかったと思います。
歯科医師自身には良い印象を持っていましたが、今回の経験から、設備だけでなく、治療内容や費用について納得できる説明を受けられるかどうかも、私にとっては大切だと気付きました。今後は、自分に合う歯医者を探してみようと思っています。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
※AI生成画像を使用しています
監修:川田悟司先生(川田歯科医院院長)
著者:江口 りん子/40代女性・1児の母、夫は現在単身赴任中。会社員とWebライターをしている。高齢出産を経て、体調の変化や疲れなどさまざまなトラブルに直面し、若いころとは違うとつくづく感じる今日このごろ。普段はファッション、推し活、グルメなどの情報収集が趣味。
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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