娘がおしゃぶりを使うようになったのは、生後3カ月ごろでした。きっかけは、同じ時期に出産をした2人の友人が、グズったときなどにおしゃぶりが役立っていると話していたことです。私はなんとなくおしゃぶりには前向きなイメージはなかったのですが、寝かしつけの大変なときだけ使ってみようと購入してみました。いろいろな商品があるなかで、出っ歯になりにくいと記載のあったNUK(ヌーク)「おしゃぶり きれいな歯並びのために ジーニアス」にしました。
おしゃぶりを使ってみた
初めておしゃぶりを使ったタイミングは昼寝のときでした。新生児のときはおっぱいを飲みながら寝てしまう娘でしたが、生後3カ月にもなると授乳後すぐには寝なくなっていました。
おしゃぶりはおっぱいをくわえている安心感を与えられるのだろうと思い、授乳のあとおしゃぶりをそっと娘の口元に持っていきました。最初はすぐにおしゃぶりをペッと出してしまったので、5秒くらい軽く押しあてると良いところにおさまったようで、娘は目を閉じて寝始めてくれました! 寝て少ししたらタイミングを見て外すようにしていました。
おしゃぶりを使ってよかったこと
あまり頻繁に使いすぎてしまうと、おしゃぶりに執着して長い間手放せなくなると聞いたことがあったので、わが家では娘が外出先で大泣きしたときと眠りづらそうなときだけ限定で使っていました。
特におしゃぶりを使っていてよかったことは、夜中に目覚めて泣いてしまったときです。友人はおっぱいをくわえさせないと寝てくれないと話していましたが、娘はおしゃぶりをくわえるとそのまま朝まで寝てくれるため、私自身が寝不足にならずに助かりました。
1歳を前におしゃぶり断ちに挑戦中
娘は生後9カ月になり、寝返りして寝やすい態勢を見つけられるようになってきました。私は娘が1歳になる前におしゃぶりやおっぱいと卒業してもらおうと考えていたので、まずは寝入るときからおしゃぶりをやめてみることに。
最初は時間がかかるときもあったのですが、娘が眠いときに布団へ連れて行けば、おしゃぶりは必要なくなりました。今後、夜泣きでたまに覚醒してしまうときもあるかもしれないですが、背中をトントンして根気強くおしゃぶり卒業を目指していきたいです。
おしゃぶりを使う前は、おしゃぶりを長い間やめられなくなってしまうのではないか、歯に悪いのではないかなど不安な点がありました。まだ娘は歯が生えてないので影響はわかりませんが、使う場面を決めて少しの時間使うことでとても助かったのは事実です。今後は抱っこなどのスキンシップをさらに多くして、娘が不安にならないようにしていきたいです。
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監修/助産師REIKO
イラスト/キヨ
著者:中村もこ
0歳女児の母。小学校教諭と旅行代理店、保険営業を経験。現在は保育の勉強をしながら、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。