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「ずるいわよね、席譲ってもらえると思って」電車内でマタニティマークを見た中年夫婦の嫌みに私は!?

マタニティマークをつけている妊婦さんが、心ない言葉をかけられたり、嫌がらせを受けたりするケースがあります。現在3人の子どもを育てる私も、1人目を妊娠していたころは公共交通機関を利用する機会が多く、かばんにマタニティマークをつけていました。妊娠中であることを周囲に知らせ、いざというときに配慮やサポートを受けやすくするためのマークですが、私もこのマークをつけていたことで、悲しい経験をしたことがあります。

この記事の監修者
監修者プロファイル

助産師松田玲子

医療短期大学専攻科(助産学専攻)卒業後、大学附属病院NICU・産婦人科病棟勤務。 大学附属病院で助産師をしながら、私立大学大学院医療看護学研究科修士課程修了。その後、私立大学看護学部母性看護学助教を経て、現在ベビーカレンダーで医療系の記事執筆・監修に携わる。
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「いいご身分だよな」そんなつもりじゃない…!マタニティマークをつけていた私が経験したこと
 

「いいご身分だよな」そんなつもりじゃない…!マタニティマークをつけていた私が経験したこと

マタニティマークはお守り代わり

1人目を妊娠した当時、都内で会社員として働いていた私は、職場まで約30分かけて電車通勤をしていました。妊娠の経過は順調だったものの、妊娠初期は食べても食べなくても気持ちが悪く、吐きづわりに悩まされる毎日でした。

 

通勤途中に電車を降りて、駅のトイレで嘔吐することもあり、体調が悪化して倒れてしまったらどうしようという不安もありました。そのため、万が一のときに妊婦だとわかってもらえるよう、かばんの端にマタニティマークをつけて通勤していました。

 

目の前に座る夫婦に言われた言葉

ある日、いつものようにつり革につかまって電車に乗っていたときのことです。私の目の前には中年のご夫婦が並んで座っていました。どうやら、私のかばんについていたマタニティマークに気づいたようです。

 

すると、2人は「あんなの娘のときにはなかったのにね」「つけていたら席を譲ってもらえると思っているのかしら」「ずるいわよね」「いいご身分だよな」と、私に聞こえるように話し始めたのです。

 

直接話しかけられたわけではありませんが、明らかに自分に向けられた言葉だと感じました。突然のことに何も言い返せず、ただうつむいていたのを覚えています。

 

 

お守りのつもりだったのに…

その後すぐに降りる駅に着いたため、ご夫婦とそれ以上顔を合わせることはありませんでした。

 

私は決して席を譲ってほしくてマタニティマークをつけていたわけではありません。万が一、体調が悪くなったときに備え、自分と赤ちゃんを守るためのお守りのような存在だったのです。

 

それなのに、なぜあんなことを言われなければならなかったのだろうと、とても悔しく思いました。一方で、もしあの場で言い返していたら、相手とのトラブルに発展していたかもしれません。何も言わずにやり過ごしたことが正解だったのか、今でもわかりません。

 

 

マタニティマークは、妊婦であることを周囲に知らせ、必要なときに配慮やサポートを受けやすくするためのものです。それなのに、マークをつけることが不安につながってしまう場合もあるのは、とても悲しいことだと思います。

 

ただ、マタニティマークをつけていたことで助けられたこともたくさんありました。今回のような嫌な経験はありましたが、それでもマタニティマークがあってよかったと、今は思っています。

 

監修:松田玲子(助産師)

著者:佐藤祐子/30代女性・主婦。二男一女の母。幼~高(中高は家庭科)の教員免許と保育士資格保有。洋菓子メーカーを退職後、現在は地元にて3人の子育てに日々奮闘中。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆。

作画:まっふ

 

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

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