職場にお迎え要請の連絡が
小学校に入って同じ保育園からの友だちは1人もいませんでしたが、新しく友だちができ安心していました。
「昼休みにはみんなで外で遊んでるんだよ」と話してくれていたある日、私の職場に学校から「長男くんが転んでけがをしたのですぐ来てください」と連絡があったのです。私は転んだだけで呼び出されることに驚きつつ、心配になって急いで小学校へ向かいました。
保健室に着くと、長男が足をけがして歩けない状態でした。「お友だちと鬼ごっこをしていて、花壇のところで転んだようです」と改めて先生からの説明がありました。
長男の足はみるみるうちに腫れていったので、急いで病院に連れていきました。
衝撃の診察結果、そして本当の原因は…
レントゲンを撮ると、なんと骨折していることが判明。ギプスで固定され、しばらく松葉杖で生活することに。
病院の帰りに長男にどうやって転んだか聞いてみると、「鬼ごっこをしていて、Aくんが鬼で、逃げていたらちょうど花壇のところで押されちゃったの……」と言いました。Aくんに悪気があったわけではないことを知っていた長男は、先生には自分で転んだと言っていたのです。
私はモヤモヤしてしまいましたが、長男は自分がけがをしたことで大事にしたくなかった様子でした。
初めてのギプス生活。通学は送迎し、お風呂はギプスが濡れないようにビニールで巻くなど、ギプスがとれるまでは大変な毎日でした。
ただ、学校で不便なところは友だちが助けてくれていたようで、長男を押した子もよく荷物を持ってくれたりと助けてくれました。それを見て、大事にしたくなかった長男の気持ちがわかったような気がしたのです。
小学校生活ではけがをすることもあった長男でしたが、その後もその友だちとは良い付き合いをしているようです。友だちとの関係性をいつの間にか自分で築けるようになったんだと感心した出来事でした。
監修者:松田玲子(助産師)
著者:松田みさと/30代女性・主婦。長男と次男が15歳差の2男2女の母。仕事をしながら子育てに奮闘中。現在はライターとして、自身の体験をもとに妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。
イラスト:はたこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています