あと一歩が踏み出せず…
彼はイケメンで、少しヤンチャそうな雰囲気のある人でした。そのため私は、「もしかしたら遊ばれているだけかも」と不安になり、あと一歩を踏み出せずにいました。
そうしてためらっているうちに、彼は別の常連女性と付き合い始めることに。現在は、その彼女と2人で仲良くお店を切り盛りしています。
そんなある日、彼から「実はあのとき、君のことが好きだったんだよ」と明かされました。「あのとき勇気を出していたら……」と思い、大きく落ち込んだことを覚えています。
彼女は今も彼から大切にされているようで、2人は幸せそうです。一方、私はその後結婚と離婚を経験し、現在はシングルマザーとして生活しています。
時々、当時の恋愛を振り返ると、「あのとき余計なプライドや不安を手放して、一歩踏み出していたらどうなっていたのかな」と思うこともあります。今となっては、少し甘酸っぱい青春の思い出です。
現在、たまに飲みに出る機会があるとお店に立ち寄り、懐かしい気持ちで楽しい時間を過ごしています。私の中にあった彼への恋心は、今ではすっかり過去のものです。
振り返ると、あのころの私は傷つくことを恐れ、なかなか自分の気持ちに素直になれませんでした。結果がどうなっていたかはわかりませんが、「好き」という気持ちを大切にして、もう少し勇気を出してみてもよかったのかもしれません。
著者:一ノ瀬七海/30代女性・2歳の女の子を育てるシングルマザーです。趣味は漫画、ドラマ・映画鑑賞。
イラスト:はせがわじゅん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年8月)
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