梅村さんから「多恵子さんがなぜ出て行ったのか、あなたたち自身で考えて気づくべきでは」と言われた蒲倉家。ママが家を出た理由を誰かに教えてもらうのではなく、自分たちで振り返る必要があると突きつけられます。
しかしその直後、萌香の同棲話がパパに知られ、親子げんかに発展。パパは「お前まで俺を置いて出て行くのか!」と責め、萌香も「そんな考え方じゃママは戻ってこない!」と反論します。
責め合いを律郎に止められ、ようやく少し落ち着いた家族。すると今度は、律郎が自分の将来について口を開いて……。
「俺も家を出る」突然の息子の告白に家族の反応は













律郎は、萌香が家を出る話に続けて、自分も来年には県外へ行くつもりだと打ち明けます。突然の言葉に、パパは「お前も俺を置いて行くのか」と動揺。萌香も、律郎の勤務地はまだ決まっていないはずだと驚きます。さらにパパは、律郎がもう就職を考える年齢になっていることすら実感できていなかった様子でした。
律郎は、以前から憧れていた会社で働きたいという夢があると話します。知らない土地でひとりでやっていけるのか不安もありましたが、ママがいなくなった生活を経験したことで、いつまでも親に頼っていていいのかと考えるようになったそうです。
そして律郎は、県外で独立してやると宣言。息子が自分なりに将来を考えていたことを知り、パパは寂しさと戸惑いで言葉を失うのでした。
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子どもが家を出る、ひとりで生きていこうとする。親にとっては成長だとわかっていても、急に聞かされると寂しさや不安が先に出てしまうことがありますよね。けれど、子どもの自立を「自分を置いていくこと」と受け止めてしまうと、せっかくの前向きな決意まで責める言葉に変わってしまいます。
親が寂しい気持ちを持つのは自然なことですが、それを理由に子どもの選択を否定するのは避けたいもの。大切なのは、子どもが何を考え、どんな将来を描いているのかに耳を傾けることではないでしょうか。家族だからこそ、自分の不安だけで受け止めず、相手の成長や決意を応援する姿勢も忘れずにいたいですね。
紙屋束実
