ゆでたししゃもってどうなの?

今回トライするのは、NHK『きょうの料理』で料理研究家・小田真規子さんが紹介した、ししゃものレシピです。
サッとゆでたししゃもは、くさみや塩分が適度に抜け、ふっくらとして、味わい深いおいしさになるそうなのですが、ほんとかなぁ。
丸ごと食べられるというのは、栄養的にもありがたいと思うけれど、おいしくなければ続かないんだよね、と失礼このうえない半信半疑な態度で試作に向かいたいと思います。
小田真規子さん「ゆでししゃものオイルサーディン風」のレシピ

材料(作りやすい分量)
・ししゃも…8〜10匹(180g)
・玉ねぎ…1/2個(100g)
・赤とうがらし(小口切り)…1本分
・しょうゆ…大さじ1
【A】
・オリーブ油…カップ1/3
・米油…カップ1/3
予想以上に立派なししゃもだったため、10匹すべてをオイルサーディン風にしても食べきれないと判断。半量は、番組内で紹介されていた「しめさば風甘酢」にしてみることにしました(これの分量は後ほど記載)。
ということで、今回は分量を全て半分にして作りました。
オイル漬けは香りがよいオリーブ油と、甘みがある米油を使うのがポイントのようです。
作り方①玉ねぎを切る

玉ねぎは縦に薄切りにします。
作り方②ししゃもをゆでる

フライパンに4カップ(800ml)程度の湯を沸かし、ししゃもを入れていきましょう。弱火で3分程度ゆでます。
グラグラと煮立たせるとししゃもの身がくずれてしまうので注意しましょう。
煮立たせなくても、びっくりするくらいにすぐにくずれる感じでしたので、ここは慎重に。
作り方③しょうゆをからめる

網じゃくしでししゃもを取り出します。

保存容器に入れ、しょうゆ大さじ1をからめましょう。
作り方④玉ねぎをゆでる

玉ねぎも同じ湯で弱火で1分ゆでて取り出し、ししゃもにのせましょう。筆者は1分では少し物足りない気持ちがして、2分程度ゆでました。
作り方⑤オイルを加える

赤とうがらしを散らし、ししゃもが温かいうちに【A】を注ぎます。冷蔵庫に半日以上おき、味をなじませたら完成!
魚を食べるハードルが激下がり

これがひと晩置いた後のものです。いただいてみましょう!

すごくふっくらしていてやわらかです。そして、子持ち部分のプチプチが最高。頭から尻尾まで、無理せず丸っといけます。
なにこれ、すごくない?魚は身体にいいと言われても、なかなか難しいよねーと思っていましたが、これなら毎食1匹、副菜として気軽に食べられるじゃないか、というのが最初の感想でした。
しょうゆとオイルだけのシンプルな味付けも、クセがなくて好感が持てます。

そして、こちらは残り5匹で作った甘酢漬けです。
ゆでたししゃもを保存容器に入れ、酢1/3カップ、砂糖大さじ3、塩小さじ1と玉ねぎ、しょうがのせん切り2かけ分をかけて同様になじませるというものです。全て半量にして作ってみました。

こっちは甘いので、なお食べやすい印象。油っぽさが気になるようなら、この方がおすすめです。
「魚を丸ごと1匹」がこんなに身近になるとは!

ししゃもというのは焼くもんだ、という固定観念がどこかにあったので、ゆでるという今回のレシピには、恐る恐るトライしました。
仕上がりの色も薄くて、なんとなく微妙な印象です。ところが、口に入れてびっくり!でした。
生臭さがなく、驚くほどやわらか。頭から尻尾まで食べても、小魚特有の小骨が口にさわるような違和感をほとんど感じません。
さらに味付けもシンプルで、ストレスなく「ついでに食べる」ができそうなことにも思わずうなりました。
基本居酒屋メニューだったししゃもが、急に身近な魚になりましたよ。これは常備菜に採用する価値のある一品。
冷蔵庫で1週間保存可能だそうです。作るのもすごく簡単。ぜひお試しくださいね!