彼のお願い
このとき付き合っていた彼は、かなりの節約家でした。お金のかからない場所でのデート、何か購入する際は1円でも安いところを探す……など。そんな彼の倹約ぶりを見ても、当時の私は「しっかりしている人なんだな」と、むしろ彼らしさのひとつとして受け止めていました。
しかし、そんな彼の節約ぶりに、次第に違和感を覚えるように。
彼から何度か「声が聞きたい」と言われ、そのたびに電話をすることがあったのですが、なぜか毎回「そっちからかけて」と言われていたのです。最初は特に気にしていなかったものの、あるときふと「もしかして、自分の通話料をかけたくないから私に電話させているのでは?」と気づいてしまいました。
彼が普段の生活で節約すること自体は、まったく気になっていませんでした。けれど、私との電話代まで惜しむような姿勢が見えてしまったことで、「私との時間には、お金を使いたくないのかな」と悲しくなってしまったのです。彼に対する気持ちが一気に冷め、その後お別れすることになりました。
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節約を大切にすることは悪いことではないですよね。ただ、その節約が相手との時間ややりとりにまで及ぶと、「自分との関係にはお金をかけたくないのかな」と寂しく感じてしまうこともあると思います。お金の使い方に対する価値観は人それぞれだからこそ、相手にどう受け取られるかにも配慮しながら、お互いが心地よく過ごせる形を考えていきたいですね。
著者:コントロールゼット/女性
イラスト:アゲちゃん
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
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