僕の料理だけない!?
ある日、義両親から「家族で食事をしよう。私たちがごちそうするから」と誘われ、高級ステーキ店へ行くことに。妻は残業で少し遅れるというので、僕は先に店へ向かうことになりました。
店に着くと、すでに義両親は席に座っており、それぞれの前には立派なステーキが並んでいました。妻の分は、到着したらすぐに出せるよう手配しているそうです。ところが、僕の料理だけ注文されていませんでした。
思わず「あの、僕の分は……?」と尋ねると、義父は悪びれもせず、「君の分は頼んでないよ。高級ステーキは家族の分だけだからな。自分で頼んだらどうだ」と言ったのです。さらに義父は、「そもそも、娘にはもっと稼ぎのいい男と結婚してほしかったんだけどなぁ」と笑います。義母も「本当よね」と同調しました。
正直ムカッとしましたが、義両親と言い争いたくはありません。そこで僕は「申し訳ありませんが失礼します」と席を立ち、そのまま店を出ることに。妻には「先に帰るね」とだけメッセージを送りました。
とぼける義両親
しばらくして妻が店に到着。しかし僕からのメッセージを見ていなかったらしく、僕がいないことに驚いたそうです。
「あれ? まだ来てないの?」と尋ねる妻に、義母はとぼけるように「来たけど、何かあったみたいで急に帰っちゃったのよ」と言うだけでした。義父も詳しく話そうとはしなかったそうです。
何かがおかしいと感じた妻は「じゃあ私も帰る」と、そのまま食事をせず帰宅しました。家に帰ってきた妻から事情を聞かれ、僕は一連の出来事を伝えました。
すると、「そんなことされたの!? ありえない!」と妻は激怒。僕が「もう済んだことだから」と言っても、妻の怒りは収まりませんでした。
妻の怒りが爆発!
数日後、妻はひとりで実家へ向かいました。「お父さん、お母さん……夫に何したの?」と怒りをあらわにすると、義両親は「冗談でからかっただけだよ」「まさか帰るとは思わなくて」と、悪びれるそぶりはなかったそうです。
ところが、義父が「お前にはもっとふさわしい男がいると思っただけだ」と言ったのが許せなかったようで、妻は「私の幸せを勝手に決めないで! 私は夫と結婚して幸せなの。夫を見下すような人に、私の幸せを心配されたくない」ときっぱり。
「そんなに怒るなよ」「ごめんなさいね」と慌てる義両親でしたが、妻はなおも引かず、「お父さんとお母さんとはしばらく会わない」と言い残して実家をあとにしました。
義両親とは距離を置くことに
その後、義両親から僕や妻に何度か連絡がきましたが、妻は「出ないでいいよ」と言い放ち、今も義両親とは少し距離を置いています。僕も無理に関係を修復しようとは思っていません。僕のことを大切にしてくれる妻の意思を尊重したいからです。
「あなたを大切にしない人に、無理して会う必要はない」と言ってくれた妻には、本当に感謝しています。
しばらくは夫婦2人で穏やかに過ごしたいと思っています。
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。
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