多恵子さんの不在を心配していた梅村さんは、警察官と娘の緑さんを連れて蒲倉家を訪問。そこでパパが多恵子さんの家出を「自分勝手」と口にすると、梅村さんは「あんたたち家族のせいで多恵子さんは出ていったんだ!」と厳しく指摘しました。
その後、緑さんの話から、梅村さん自身もかつて夫との関係に苦しんでいたことが明らかに。多恵子さんはそんな梅村さんに、夫から「女はこうあるべき」という価値観を押しつけられ、妊娠を機に仕事を辞めるよう求められたことを打ち明けていました。
本当は仕事を続けたかった多恵子さん。しかし夫に「おとなしく退職しておけよ」と言われ、結局、妊娠を機に退職することに。自分の希望を押しつぶされながらも、初めての出産に向けて準備を進めようとしますが……。
夫との結婚を初めて後悔した日














多恵子さんは、夫に退職を求められ、妊娠を機に仕事を辞めることになりました。さらに、ベビー用品を一緒に見に行かないかと誘っても、夫は不機嫌そうな反応を見せます。多恵子さんが、ベビーカーやベビーベッドは一緒に選びたいと話すと、夫は「子どものことしか話題ないわけ?」「最近そればっかでつまんねえよ」と冷たく言い放ちます。
初めての妊娠で不安を抱えていた多恵子さんでしたが、夫は寄り添うどころか、まるで他人事。子どもが生まれれば変わるかもしれないという期待もむなしく、第2子が生まれても夫の生活は変わりませんでした。家事も育児も面倒なこともすべて多恵子さん任せ。多恵子さんにとって夫は、生活費を運んでくれるだけの存在になっていくのでした。
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妊娠や出産は、体の変化も不安も大きい時期です。だからこそ、本来は夫婦で気持ちを共有しながら、一緒に準備していきたいものですよね。それなのに、子どもの話を「つまらない」と言われたり、準備を他人事のように扱われたりすると、相手は深く傷ついてしまいます。
生活費を入れているから十分、ということではなく、不安なときに寄り添ってくれるかどうかも、家族として大切なことではないでしょうか。家事や育児は、どちらかひとりが背負うものではありません。近い存在だからこそ、「手伝う」ではなく「一緒に担う」という気持ちを忘れずにいたいですね。
紙屋束実