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「下をいじっている…?」娘の姿を見てショックを受けた私が実践してみたこと【体験談】

娘が2歳のころ、もぞもぞと股を触っているのを発見。保育士をしている私は、幼児の性器いじりについてある程度認識があったので、しばらく様子を見ていました。しかし、日を追うごとに頻度がエスカレートしてしまって困惑。試行錯誤しながら娘の性器いじりに対応した体験談をお伝えします。

 

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性器をもぞもぞ…

突然、股を触ってもぞもぞする行動が始まった娘を見て、最初はお尻がかゆいのかなと思っていましたが、明らかに性器を触って得る感覚に満足している様子でした。特に、寝るときや暇なときにしているのです。私は保育士をしているので幼児の性器いじりは過去に見たこともあって、特段驚かず、あまり言い過ぎないようにしようと思いました。


もぞもぞ始めたときは、気を紛らわすために遊びに誘ったり、股が赤くなってしまったときはやさしく「触りすぎると赤くなっちゃうから、あんまり触らないように気をつけようね」と伝えたりしました。

 

保育園でも性器いじりが…

3歳になるころ、保育園の保護者面談で性器いじりについて指摘されました。そのころ、家ではたまに見かける程度だったのですが「保育園でもしてるの!?」と頻度が増えていることにショックを受けました。


しかし、先生も「直接は言わず、さりげなく遊びに誘ったり、寝るときは手を握ってあげたりしています」と言ってくれて、私と考え方が一緒だったので安心しました。それから、保育園と二人三脚で様子を見ていくことにしたのです。

 

娘への関わり方と伝え方を変えると…!

暇を持て余すと性器いじりが始まるため、私は娘が満足する関わり方を考えてみました。娘はお手伝いが好きなので、料理や掃除の手伝いをお願いすることに。また、「ママがごはんを作っている間、ぬり絵をして待ってて」など、具体的に遊びを提案してあげました。すると、娘は進んで動くようになったり、自ら遊びたいものを探すようになったりして、暇で性器をいじることが少なくなってきたのです。


いじっているのを見かけたときは、少し離れたところから「〇〇ちゃん、ちょっと来てくれる?」と用事をお願いしたり、あまり頻度が多い場合は「ここは大事なところだからあんまり触ったらだめだよ」と理由を伝えたりしたところ、年齢的な成長もあいまってか、だんだんと頻度が減少。小学校に入学する前にはほぼしなくなりました。

 

 

ついイライラして強く注意してしまい、私に隠れていじるようになったときには「どうしたらいいの?」と八方ふさがりになった気分に。しかし、一度肩の力を抜いて娘への関わり方を考えたところ、気持ちに余裕が生まれ落ち着いて対応できるようになりました。私の関わり方が適切だったのかはわかりませんが、結果的に功を奏してホッとしました。

 

※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

 

監修/助産師 松田玲子

イラストレーター/さくら


著者:坂本ひろ子

1児の母。自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。

 

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