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弟嫁「使い古しなんていらない!」私「妹さんに譲るね」→ブランド服と知り「返してよ!」私が断ると…

39歳の私は、夫と中学生の長男、小学生の次男と長女の5人で暮らしています。

8歳年下の弟が結婚してから2年ほど経っていましたが、弟嫁とはあまり親しくありませんでした。親戚の集まりでも積極的に会話に加わることは少なく、私も無理に距離を縮めようとはしていなかったのです。

そんな弟嫁の妊娠をきっかけに、思いもよらないトラブルが起きることになるなんて……。

育児グッズを譲ろうとした私に弟嫁が放った一言

ある日、弟から「妻が妊娠した」と報告を受けました。私も両親もその知らせに喜び、実家でささやかなお祝いをすることに。
 

その席で、私は弟嫁にある提案をしました。わが家では3人の子どもたちが成長し、使わなくなった育児グッズがいくつか残っていました。状態のよいものも多かったため、必要なら譲ろうと考えたのです。


もちろん、中古品に抵抗がある人もいるでしょうし、好みもあると思っていました。そのため、無理に勧めるつもりはありませんでした。


ところが、私が「もしよかったら、うちで使っていた育児グッズを見てみない?」と声をかけると、弟嫁は露骨に嫌そうな顔をしたのです。


「そんな昔の、使い古したものなんていりません! ゴミを押し付けるつもりですか?」
 

予想外の返事に、私は言葉を失いました。

 

さらに弟嫁は、「そもそも、お義姉さんのセンスって、私とは合わないと思うんですよね」とまで言い出したのです。


まだ品物を見せてもいないのに、そこまで言われるとは思っていませんでした。その場にいた家族も驚いていましたが、せっかくのお祝いの席だったため、私は「そうだよね。必要なものは自分で選びたいよね」とだけ返してその話題を終わらせることに。
 

後になって、弟から「さっきはごめん。妊娠中でいろいろ気が立っているのかもしれない」と謝られました。弟なりに気をつかってくれたようですが、妊娠中だからといって、あんな言い方は……と思ってしまった私。


私はそれ以上何も言わず、弟嫁には育児グッズの話を二度と持ち出さないことにしました。

 

 

それから数カ月が経ち、弟嫁が出産を間近に控えたころのこと――。


突然、弟嫁から私のスマートフォンにメッセージが届きました。
 

「出産祝い、これでお願いします!」
 

一緒に送られてきたのは、20万円近くする高級ベビーカーの商品ページ。あまりに高額だったため、私は驚いて弟に連絡しました。


すると弟は、そんな話をまったく知らなかった様子。


「えっ、うちの妻がそんなもの頼んだの? 聞いてないし、そんな高いもの買わなくていいよ」


どうやら、弟嫁が弟に相談せず、高額な出産祝いを指定してきたようでした。
 

その後、弟嫁は無事に赤ちゃんを出産。


私たちは弟に確認したうえで、日常的に使える育児用品を出産祝いとして贈りました。しかし、弟嫁は包みを開けて「どうも」とだけ言い、どこか不満そうな表情を浮かべていました。希望していた高級ベビーカーではなかったことが気に入らなかったのかもしれません。


私は弟夫婦との関係を悪くしたくなかったため、特に何も言いませんでしたが、弟嫁とは必要以上に関わらないようにしようと考えるようになりました。

 

 

弟嫁とは正反対の妹

それからしばらくして、弟嫁の親族に不幸がありました。

 

私も以前お世話になったことのある方だったため、葬儀に参列。その際、弟嫁の妹さんと久しぶりに顔を合わせました。
 

弟嫁の妹さんとはこれまで何度か話したことがあり、穏やかで親しみやすい人だという印象を持っていました。
 

後日、弟嫁の妹さんと連絡を取る機会があり、近況を聞くと、彼女も妊娠しているとのこと。


私は以前、弟嫁に育児グッズを断られたことを思い出しました。同じように断られるかもしれないと思いましたが、まだ自宅に残していたものがあったため、念のため声をかけてみることに。


「うちに使わなくなった育児グッズがあるんだけど、もし必要だったらもらってくれない?」


すると、妹さんはうれしそうにこう答えてくれたのです。
 

「えっ、いいんですか!? すごく助かります! ありがとうございます!」
 

思いがけず喜んでもらえて、私もうれしくなりました。


後日、旦那さんと一緒にわが家まで来てくれた妹さん。事前に洗濯や手入れを済ませたベビー服などを見てもらい、気に入ったものだけを持ち帰ってもらうことにしました。
 

中には、子どもたちが小さいころに購入した人気ブランドのベビー服もありました。着用回数が少なく、きれいな状態のものが多かったため、妹さんは「こんなにかわいい服までいただいていいんですか?」と何度も確認してくれました。もちろん、わが家ではもう使う予定がなかったため、「遠慮しないで!」と言って持ち帰ってもらいました。


帰り際にも丁寧にお礼を言ってくれて、私も大切にしていた服を喜んでもらえたことがうれしかったのです。


ところが、その数日後のこと――。


突然、弟嫁から電話がかかってきたのです。電話に出るなり、弟嫁は強い口調で私を責め始めました。


「お義姉さん、ひどいじゃないですか! あんなブランド物が入っていたなんて聞いてません!」
 

最初は何のことかわかりませんでしたが、話を聞いているうちに、妹さんに譲った育児グッズのことだと気づいた私。どうやら妹さんが、私が譲ったベビー服を弟嫁に見せたようです。


「ブランド物があるなら、最初からそう言ってくれればよかったのに!」


そう言われた瞬間、私は以前の出来事を思い出しました。
 

品物を確認することもなく、私の申し出をゴミ扱いして断った弟嫁。それなのに、ブランド物が含まれていると知った途端、惜しくなったなんて……。
 

私はできるだけ冷静に答えました。
 

「前に声をかけたとき、いらないって言っていたよね。だから、必要だと言ってくれた妹さんに譲ったの」


すると弟嫁は、「でも、ブランド物だってわかっていたら話は別でした! 最初は私に譲るつもりだったんでしょ? だったら妹から返してもらって、私にちょうだいよ!」と言い返してきました。

 

あきれつつも、これ以上言い争っても仕方ないと思った私は、「もう妹さんに譲ったものだから、返してもらうつもりはないよ」とその話を切り上げることに。
 

結局、弟嫁は最後まで納得していない様子でした。電話を切ったあとも、私はしばらくスマートフォンを見つめ、ひとつため息をつきました。一度はあれほど強く拒否したものを、ブランド物だとわかった途端に欲しがるなんて……弟嫁は、あまりにも身勝手だと思ったのです。

 

 

妹さんから届いたメッセージに救われた私

その翌日、弟嫁の妹さんからメッセージが届きました。どうやら、姉が私に電話をかけて文句を言っていたことを知ったそう。


「姉が失礼なことをしてしまったみたいで、本当にごめんなさい」

 

そんな謝罪の言葉から始まったメッセージには、妹さんの複雑な気持ちがつづられていました。

 

妹さんによると、弟嫁は昔からブランド品へのこだわりが強く、自分が欲しいと思ったものを手に入れられないと不機嫌になることがあったそう。妹さん自身も、これまで姉の言動に振り回されることが少なくなかったと教えてくれました。


「でも、お義姉さんにまでそんな態度を取るなんて……さすがにひどすぎると思いました」

 

さらに妹さんは、こんな言葉も添えてくれました。

 

「また姉が何か言ってきたら、教えてください。私からも姉に話してみます」

「こんなことがありましたけど、これからも仲良くしてもらえたらうれしいです」


そのメッセージを読んで、私は少し気持ちが軽くなりました。弟嫁の態度には傷つきましたが、妹さんが私の気持ちを理解してくれたことがうれしかったのです。


私は「あなたが謝ることじゃないよ。こちらこそ、これからもよろしくね」と返信しました。

 

それから、妹さんとは以前よりも頻繁に連絡を取るように。出産や子育てについて相談を受けたり、一緒にベビー服を見に行ったりする機会も増えました。弟嫁とは相変わらず距離を置いていましたが、妹さんとは気兼ねなく話せる関係になれたと思っています。

 

その後、妹さんは無事出産。今は、私が譲ったベビー服を子どもに着せた写真を定期的に送ってきてくれます。その心遣いが何よりもうれしいです。


今回の出来事を通して、同じ親族でも、相手への接し方は人によって大きく違うのだと実感しました。また、どんなに小さなことでも、感謝の気持ちを言葉にしてもらえるとうれしいものだと改めて感じました。


これからも、お互いを思いやり、気持ちよく付き合える人との関係を大切にしていこうと思っています。

 

 

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

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ライターベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

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