だんだんと暖かくなり、春が近づいてきたことが感じられてうれしいこの季節。しかし、花粉症の私は鼻水が止まらなくて、目がかゆい! そんな憂うつな季節でもあります。私自身が花粉症を発症した経験と5歳の息子が突然花粉症になったときの症状などについてお話しします。
花粉症をこじらせてしまった私の幼少期
私が花粉症だと診断されたのは今から20年以上前、幼稚園のときでした。当時はまだ今ほど花粉症がメジャーではなかったこともあり、母は「ただの鼻炎だろう」と思っていたようで、ようやく診察を受けたときには副鼻腔炎になってしまっていました。鼻が痛かったことと、レントゲン技師さんに「カエルが窓に張り付くみたいに、顔をレントゲン台に押し付けて」と言われ、カエルのようなポーズでレントゲンを撮るのが恥ずかしかったことを今でも覚えています。
大人になった今でも、風邪や花粉症で副鼻腔炎になりやすく、ひどいときは外出ができないほどになってしまいます。
息子の目が夜中に赤く腫れてびっくり!
結婚して2回の出産を経て、私の花粉症は少しラクになったように感じました。しかし、今度は5歳の息子が花粉症に! 夜中に突然泣き出したので様子を見ると、まぶたが真っ赤に腫れていました。目を開けると白目の部分も赤く充血していました。
すぐに花粉症だと思ったので、翌日眼科に連れて行ったところ、アレルギー性結膜炎と診断されました。後日、鼻水も出始めたので耳鼻科に行き、アレルギー検査をしてもらったところ、スギとハウスダストのアレルギーがあることがわかりました。
早く気が付けてよかったと思うものの…
幼稚園で息子と同じクラスのアレルギーを持っているお友だちのママに相談してみたところ、なんと同じ日にその子も目が腫れたということがわかりました。きっと強風や、花粉の飛散が多かった日だったのだと思います。それからというもの、息子は花粉症用メガネの着用と毎日薬を服用するようになりました。
外遊びが大好きな息子にとってメガネは邪魔らしく、不満を漏らすこともしばしば……。早く気が付けたことでひどくならなくてよかったと思うものの、つらい思いをさせてごめんねという気持ちでいっぱいです。
息子が花粉症を発症してから2年が経ちましたが、今では息子のほうから耳鼻科へ行こうと言うようになりました。1日2回の薬も私以上に忘れず飲むなど、体調管理ができるようになって成長を感じる今日このごろです。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。
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著者:田丸あかね
現在、小学校1年生と幼稚園年中の兄弟を子育て中。性格の違う子どもたちの成長を楽しみつつ、自身の体験をもとに、妊娠・出産・子育てに関する体験談を中心に執筆している。