アイスを買いに出掛けた夫が……事情聴取!?
徒歩5分ほどの距離なので、すぐに戻るだろうと思っていましたが、1時間を過ぎても帰ってきません。何度もスマホに電話をかけましたが一向につながらず、私は次第に「何か大きな事件や交通事故に巻き込まれたのではないか」とパニックになり始めました。しかし、子どもたちを家に残して夫を探しに行くわけにもいかず、家の中でただオロオロしながら最悪の事態ばかりを想像して震えていました。
出かけてから2時間が経とうとしたころ、ようやく玄関の鍵が開き、夫が少し疲れた様子で帰宅しました。私は不安と安堵が入り混じり、「今までどこで何をしていたの!?」と夫に問いかけました。すると、夫から意外な事実が明かされました。実は、コンビニの帰りに、道端で意識を失って倒れている高齢の男性を発見したそうです。夫はすぐに周囲の人と協力して救急車を呼び、救急隊が到着するまで男性に付き添っていたそうです。その後も警察官に発見時の状況を説明するなど対応に追われ、スマホを確認する余裕もなかったといいます。
◇ ◇ ◇
連絡がつかなかった理由は、倒れた人を助けるための人道的な行動だったと知り、怒りは一瞬で消え去りました。夫の冷静で優しい対応を誇らしく思うと同時に、無事で本当に良かったと心から安堵しました。この件をきっかけに、何かあったときのために、夫婦でGPSアプリを使ってお互いの位置情報を共有するようになりました。万が一の際にもお互いの居場所を確認できるようになり、安心感が増しました。
著者:渡辺美穂/40代女性・会社員/8歳と5歳の男の子を育てるワーキングマザーです。平日は仕事と育児に追われており、毎日バタバタと慌ただしく過ごしています。
イラスト:さくら
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2026年10月)
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